出掛けるからコートを羽織ろうと思い、クローゼットを開けた。中には若い女性がいて、目を丸くしている。俺もびっくりして、言葉を失った。
…しばしの沈黙。見つめ合ったまま会話もなかったが、やがて女性が口を開いた。
「私、モデルルームを見学していたんですけど…クローゼットを開けたら、ここに出てしまって…」
「はあ…。そうっすか…」
「すみません。お邪魔しました」
女性はすまなさそうに頭を下げると、中からクローゼットの扉を閉めた。暫くしてから恐る恐るクローゼットを開けると、そこには誰もいなかった。
出掛けるからコートを羽織ろうと思い、クローゼットを開けた。中には若い女性がいて、目を丸くしている。俺もびっくりして、言葉を失った。
…しばしの沈黙。見つめ合ったまま会話もなかったが、やがて女性が口を開いた。
「私、モデルルームを見学していたんですけど…クローゼットを開けたら、ここに出てしまって…」
「はあ…。そうっすか…」
「すみません。お邪魔しました」
女性はすまなさそうに頭を下げると、中からクローゼットの扉を閉めた。暫くしてから恐る恐るクローゼットを開けると、そこには誰もいなかった。
コメント | 怖い |
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ウケル!!!w w w
その幽霊さんのこと、もっと知りたくなる。
生きてる人間の邪魔にならないようにクローゼットに隠れてたのかな?
彼がちょっとイケメンで、クローゼットから覗いてたのかな?
彼を怖がらせないようについた嘘なのか、はたまた本当に迷子になった霊なのか。
それともクローゼットの裏に隠し扉があって、実は隣の住人がストーカーしてたとか!?
バニー様。コメントありがとうございます。
クローゼットを開けてビックリ、見知らぬ誰かがいたら…怖いですよね(笑)。
小さい頃、あるホラー漫画で、タンスを開けたら人間の目玉が入っていて、ギョロリとこちらを見た…というう内容のものを読んだことがありまして。
今でも時々思い出します。そして決まってそんな時は、タンスを開けるのが怖かったりしますね。
ぇぇえええ!ww
作者まめのすけ。