短編2
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もうい〜かい。

仲良しなIくん、Oくん、Kくん、Mくん。

4人は毎日遊んでいます。

その日は、天気がいいので4人は広大な敷地で隠れんぼをすることにしました。

鬼は鬼決めで決めました。

「鬼決め鬼決め鬼じゃないよ」

「やった〜!」

「鬼決め鬼決め鬼じゃないよ」

「わ〜い!」

「鬼決め鬼決め鬼じゃないよ」

「お〜〜!」

こうして、鬼は決まりました。

鬼は、Kくんです。

Kくんが10秒数えます。

「い〜ち、に〜い、さ〜ん、し〜」

「は〜ち、きゅ〜う、じゅう!」

「もうい〜かい?」

「ま〜だだよ」

まだ1人隠れ場所を見つけていないみたいです。

「あと10秒だけ数えるよ〜」

「い〜ち、に〜い、さ〜ん…」

「きゅ〜う、じゅう!」

「もうい〜かい?」

「もうい〜よ」

・・・・・・・・・

3人は鬼を待っています。

でもなかなか来ません。

「Kく〜ん?ここだよ〜」

OくんはKくんが来ないので少しだけヒントをあげようとしました。

普通なら返事をするはずなのに、返事が来ません。

O君は今、小屋の裏に隠れています。

後ろに、気配を感じました。

見つかってしまったのか?

そう思った時。

「ねぇ」

それは、一緒に遊んでいたM君でした。

「K、遅いよな」

「だよね。」

「そういえば、Iは?」

「なんかね、ここに来る途中にはぐれたみたい(笑)」

「そっか〜、そのうち来るよね。」

「うん。」

そう言いかけた時、Iの声が聞こえました。

「うわああああああああああ!」

「どうしたんだ!?」

「どうせ、Kに見つかったんだろ(笑)」

「そうだね(笑)(笑)」

それからしばらくしてパトカーの音が聞こえました。

警官に声をかけられました。

「君たち、何をしているんだね?」

「僕達は、友達と4人で隠れんぼをしていたんです。でも、2人がどっか行っちゃって…。1人は、鬼でもう1人は僕とM君と一緒に隠れていたんです。」

「その1人ってこの子かね?」

警官の指をさした場所には….

Iくんが倒れていました。

「でも、もう1人は..?」

「見つかってないんですよ。」

それから数日。I君はなくなりました。

そして、また他の友達Y君、U君とM君とO君はそこで隠れんぼをしました。

楽しく遊んでいた笑い声は一瞬にして無くなりました。

4人は行方不明になってしまったのでした・・。

それからそこで遊ぶ子供達は

「もうい〜かい」

という声に脅かされるのです。

なぜかって?

結局K君は遺体で発見されたからです。

そして、今日もK君の声は敷地内に響き渡ります。

「もうい〜かい。」

Concrete
コメント怖い
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ネタバレ注意
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⬇それはそれで怖いな…

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Kは死んでたのに皆と遊んでたって事ですか?

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