母の親・・・。自分のおばあちゃんが亡くなった時の話し。
おじいちゃんも若い内に他界してしまいました。
田舎は長崎で葬式やらで帰る予定でしたが、自分は仕事が休めなくて、帰ったのが、
弟、母の二人。
無事通夜、葬式も終わり、母と、母の弟で買い出しに行く為家を空け、弟一人でお留守番。
家で一人で待っていたのですが、眠気が襲い弟は夢の中へ。
何故か、弟は部屋の中で座っている。
(あれ?これは夢?)
っと夢の中で思ったらしいです。
部屋を眺めていると、ふと、「遺影」に目がいきました。
おばあちゃんの遺影と弟が目が合った瞬間。
「フワ、フワ、」
と、おばあちゃん、何故かおじいちゃんと一緒に「遺影」の中から出て来て弟に近づいて来る。
「何?何?」
と、思いつつも、目が離せずに居ると、二人共弟の目の前まで来て、おじいちゃん笑顔で、弟の肩を、
「ポン、ポン」
と、二回叩いて、また、笑顔で二人共消えて行ったそうです。
ふと、気がつけば、周りに誰も居てない部屋の中で横になっていました。
(夢・・・・???)
と、現実かまだ夢の中なのか頭の中で整理が付かないまま、「遺影」に目を向けた瞬間。
「!!!!!!!!」
遺影の中の写真のおばあちゃんの表情が変わって行く。物の凄い優しい表情に。
「!!!!!!!!」
目を疑い、もう一度目を擦り見直すと元に戻っていたそうです。
怖くなった弟は部屋を出て外で母を待ったそうです。
帰って来た母に出来事を話すと、
「遠い所まで会いに来てくれて、嬉しかったんちゃうかな?二人でって事は、天国でおじいちゃんに会えたんやな・・・・」
と。
弟は、
「あんな感覚、始めてで不思議な感じやった」
と。話してくれました。
今でも自分ら家族を二人で、天国から見守ってくれていると、思います。
作者心霊大好き