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不思議な出来事。(~遺影~)

短編2
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不思議な出来事。(~遺影~)

母の親・・・。自分のおばあちゃんが亡くなった時の話し。

おじいちゃんも若い内に他界してしまいました。

田舎は長崎で葬式やらで帰る予定でしたが、自分は仕事が休めなくて、帰ったのが、

弟、母の二人。

無事通夜、葬式も終わり、母と、母の弟で買い出しに行く為家を空け、弟一人でお留守番。

家で一人で待っていたのですが、眠気が襲い弟は夢の中へ。

何故か、弟は部屋の中で座っている。

(あれ?これは夢?)

っと夢の中で思ったらしいです。

部屋を眺めていると、ふと、「遺影」に目がいきました。

おばあちゃんの遺影と弟が目が合った瞬間。

「フワ、フワ、」

と、おばあちゃん、何故かおじいちゃんと一緒に「遺影」の中から出て来て弟に近づいて来る。

「何?何?」

と、思いつつも、目が離せずに居ると、二人共弟の目の前まで来て、おじいちゃん笑顔で、弟の肩を、

「ポン、ポン」

と、二回叩いて、また、笑顔で二人共消えて行ったそうです。

ふと、気がつけば、周りに誰も居てない部屋の中で横になっていました。

(夢・・・・???)

と、現実かまだ夢の中なのか頭の中で整理が付かないまま、「遺影」に目を向けた瞬間。

「!!!!!!!!」

遺影の中の写真のおばあちゃんの表情が変わって行く。物の凄い優しい表情に。

「!!!!!!!!」

目を疑い、もう一度目を擦り見直すと元に戻っていたそうです。

怖くなった弟は部屋を出て外で母を待ったそうです。

帰って来た母に出来事を話すと、

「遠い所まで会いに来てくれて、嬉しかったんちゃうかな?二人でって事は、天国でおじいちゃんに会えたんやな・・・・」

と。

弟は、

「あんな感覚、始めてで不思議な感じやった」

と。話してくれました。

今でも自分ら家族を二人で、天国から見守ってくれていると、思います。

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怖女様コメント有り難うございます。

また、良い話しがあれば載せたいと思います。

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