中編5
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夢の中

夢はただの思いの現れとかいう。

しかしその夢の中に不気味な夢がある。

これは私が見た不気味な夢の話

私はかなり夢を見る

夢は睡眠が浅いからみるらしいが、多分私は睡眠が浅いのだろう。

今までにもこれは夢なのか現実なのかわからなくなったことや正夢などを見たことはある。

そしてこないだまた夢を見た。

家族で日帰り旅行に行っていた私

しかし、インターで止まっている時職場の上司から連絡があった。

急ぎの用があるため、今日中に職場に来てくれという。

仕方なく、旅行で疲れた体を引きずり夕方に職場である病院に向かった。

師長さんに用事は何かと聞けば、月曜日からとある学校に行ってもらいたいと言われた。

教員免許がない私がなぜ学校に…

そんな疑問はあったが、仕事は嫌になっていたため、受け入れた。

とりあえず次の日は勤務をしてくれといわれ、私は勤務をすることにした。

しかし、同僚達は私の移動は知らないらしく、いう必要もないと思い、その日一日真面目に仕事をした。

そう言えば待遇などは学校の方で聞けと言われていたため、その日は何も聞かなかった。

二日休んで月曜日

私は指定された学校に向かった。

そこは、小高い丘の上にある学校だった。

丘の下にはバス停がありバス停から右横に行く道は暗い茂みがあった。

左の道は霧がかかっていた。

学校までは道がついており両横には、芝生がある。

とても綺麗な場所だが、バス停がある下の道は寂しい感じがした。

学校の前に着いたら若い男性がいた。

真面目そうな男性で、一目で先生だとわかった。

先生は私にこの学園の説明をした。

学園は小高い丘の上にあるのが本校舎

私は本校舎にある介護の必要な子どもたちがいるクラスで介護士として働いてもらいたいとのこと。

しかし子ども達は病のため登校出来ない日もありそんな日は与えられる部屋でレクレーションを作ってもらいたい。

そして家から学校が遠いのなら宿舎の部屋を与えるとまで言われた。

あまりのことに私はぼんやりしてしまったが、了承した。

そして最後に…

丘の下にあるバス停の右横に行く道の先には重度の障害がある子たちがいるクラスがあるらしく、そこには近づかないように言われた。

私はすべてを了承した。

そして与えられた部屋は理科室だった。

今日はクラスの生徒がいない為レクレーションを考えてくれと言われた。

とりあえず私はレクレーションを考え始めたが、私は今までレクレーションなどあまりしたことがなかった。

そのため何も思いつかず仕方なしに携帯で調べることにした。

しかし携帯は圏外

最悪だ。

仕方なく私は、携帯の電波が入る場所をしらべようと理科室を出ようと扉を開けた。

しかし部屋の前に女子が二人、男子が二人立っていた。

四人組は、どうやら部活でこの部屋を使っているらしく私に驚きながらも、一緒に部活をすることになった。

この部活は、学校にある不思議を調べる部活らしかった。

そして今は要介護室に現れる少女について話しているらしい。

要介護室とは先ほど言った、バス停の右横にあるという教室らしい。

だが皆、要介護室には行かない。その理由は要介護室に行こうとすれば霧がでて、方向を見失うからとか、少女に見つかれば追いかけられるというものだった。

私は、笑ながらも楽しい話に夢中になっていたのだった。

そして、ふと、私は携帯が使えないことを話した。

すると四人は携帯は使える。電波は届くと言って、私に自分の携帯を見せてくれた。

四人の携帯は機能していた。

私は自分の携帯を見ながら壊れたのかな?って思った。

確かに最近不調だったしなんて思いながら、携帯は休みに見てもらうということにした。

そして次の日になった。

昼までは受験の介護をしたが、介護などはあまりなく、レクレーションをしたり遊んだりすることが多かった。

そして昼休み

昨日の四人組の中の女の子二人が理科室に来た。

朝から男の子二人が居ないらしく、連絡もないとのこと。

昼からは休みだったので私は一緒に探すことにした。

そして、要介護室に続く道を探すことにした。

要介護室に続く道は暗く霧がでていた。

まるで温室にいるように熱く、ジメジメしていた。

そして雨まで降ってた。

私は要介護室まで走ることにした。

すると、小さな建物が横手に見えた。

そしてその前には白いワンピースを着た少女がいた。

黒髪の白いワンピースの少女は、私を見て笑い消えた。

幽霊?そう思いながら探しは中断し、二人に話に行った。

すると二人は、その子は要介護室にいた子で亡くなっているといったのだ。

ならあれは幽霊だ。

そう思った瞬間、学校からでかい放送が鳴った。

私たちは学校に向かった。

すると、先生達がいて今から雨がくる。

生徒はクラスから出るなと言った。

その瞬間、叩きつけるような雨が降り始めた。

だが私は居なくなった二人とさっきの少女が気になりこっそりと部屋からでた。

雨はかなり降っていたが道を降り、要介護室に向かう。

すると濃い霧が現れる。そして何処かの森のような感じになり前にワンピースの少女がいた。

私は少女を追う。すると、誰かに手を掴まれ、私の体は前に向かっていた。

そして目を開けると目の前には居なくなった男の子がバス停のまえにいた。

何時の間にか私はバス停にいたのだ。

その子にもう一人の行方を聞いたが、その子はあの子に連れていかれたよ。先生は良かった。間に合った。

と言った。

ワンピースの少女は今から何年も昔に亡くなった少女だそうだ。

そして、あの森に人を誘い込むらしく、だから立ち入り禁止だったのだ。

私たちは悲しい気持ちのまま学校に向かう。

すると、学校まで続く道の横の芝生から白いワンピースを着た人が降りて来た。

私がみるとその人は歳がいっていた。

そして私と目が合いその人はわらった。

一瞬であの少女だとわかった。

その瞬間目がさめた。

まるで現実だったのか夢がわからなくなった。

夢というのはいったいなんなのか?

そうおもわずにはいられなかった

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