Noinです。
名前nointaterから変えました
と、こんな話は置いといて本題に入ります。
これは私の家系に関わる話です。
※※※
その日、私は祖母の家に来ていた。
祖母の家は、神社の本殿だったので凄く広かったのを覚えている。
まあ、家からそこまで遠く無かったから、夏休み中は良く遊びに行っていた。
祖母の家には、物凄く大きな倉があった。
今日も幼馴染みの林と祖母の家に遊びに行った。
その日、始めて倉の中に入った。
「お宝があるのかな~」
何て呑気に考えていたが、倉に入った瞬間何も考えられなくなった。
倉の中に有ったのは’’大きな布‚‚だった。
この布は、一部の家系が代々継ぐらしい。
そして、この布(禍布)は存在事態が呪いらしい。
何でもこの布を継ぐ家系は誰もが、40代の内に亡くなったり、
発狂したり、とそういう呪いが掛かっているらしい。
そして、この布の近くだけが妙に寒い。
直視しようなら目が回るし、なにか禍々しい感じの布だった。
そして、何故この布を一部の家系が代々継ぐのか、
と言うのが、呪いの本当の意味らしい。
私の家系は、江戸時末期に北海道に流れ着いた呪術師、又は占い師の末裔らしく、
その、先祖の一人がこの布を作ったらしい。
そして、この布は、本来その地区を守る為に有るらしいが、
良くない出来事が起きたらそれを、この布で静めるらしい。
その際、この布でその出来事を封印したらしくその反動でこの布と、
この布を受け継ぐ家系に呪いが掛かるらしい。
まあ、諸刃の剣ですね。
これ祖母から教えてもらったこの布の話。
ですがこの布は、全国各地に有るらしく、
※
余談ですが、私も青森と東京の禍布は取りに行きました。
その際、何度悲鳴が聞こえたことやら。
この布は私の家系が全国各地から集めて保管しているらしく、
呪いは、布を受け継ぐ本家だけでは無く
本家に近い分家にも呪いにかかるというまあ、
私の家系は殆どの人が呪いに掛かっていらしいですね。
そして、今の本家が林です。
※
この布の面倒な処は、神社や寺等の家系だけでは無く
一般家庭にもあるという事です。
そして、つい先日
また、禍布回収の仕事が入ってきた。
作者退会会員
書く話が呪いに掛かっているNoinです。
今回の話は、相手に語りかける感じで書いてみました。
普段は此方が本職(禍布回収)なのでそれにストーリーを付けるのに苦労しました。
因みに次の回収地区は、口裂け女の発祥地です。
禍布回収は分家の人が、保管は本家がすると云うのが、
私の家系のやり方です。
他にあと禍布回収をしているのは私が知る限り
4つの家系がしています。(地方で別れていて私の家系が一番大きいらしい)
怖く無いかも知れませんが見てくださった皆さん、
コメントしてください。お願いしますm(_ _)m