短編2
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友達との最後の夏休み

夏休み終了直前、

Bが肝試ししようと言い出した。

反対する人も居ず、肝試しをする事になった。

そして、肝試し当日。

目的地の廃病院に着いた。

みんな、終始楽しんでいたが幼馴染みのA

肝試ししようと言い出したB

特に何もないCが

具合が悪いと、言い出した。

みんなは

「気のせいだろ」とか、「寝れば治るだろう」

と言い、気に止めなかった。

そして、夏休み終了後

Aは、学校に来なかった。

気になって、BとCと自分の三人で見に行くことなった。 

案の定、Aは家に居た。

Aは、「あの日から誰かに監視されてる」と言った。

それを、真に受けたBが、

「お前、Aと幼馴染みだろ。今日Aの部屋に泊まれよ」

と言い出した。

まあ、自分は別に良かったからO.Kを出した。

その夜Aと一緒に過ごした。

余談だが、女の子と寝るのは初めてだ。

次の朝、Aは居なかった。

変わりに、手紙が置いてあった。

手紙には、「助けて」とか、「ごめんなさい」とか

そう言う言葉が書き込まれていた。

気になって、あの廃病院に行ったら。

Aの遺体があった。

何故、遺体と分かったかは、分からないが

とりあえず正気が無かった。

遺体に目立った外傷は無かったらしいが、病気という訳でも無かった。

つまり、死因は不明らしい。

その、2~3日後にCが失踪した。

その際、手紙が残されていたらしい。

手紙には、Aとほとんどの同じ事が書かれていたらしい。

らしいというのもその時、

自分は実家に居たから、Cが亡くなったのを聞いたのは、

Cの葬式の後だった。

そして、つい先日、Bと連絡が取れなくなった。

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怖い、臆病者なので、そういう場所には近づきません。僕の好奇心は恐怖を決して凌駕しません。

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