私がまだ幼稚園児だった時の事です。
地元では、結構腕のいい植木職人としてまあまあ有名だった爺ちゃんが山に木を取りに行って、心臓の発作が起きて亡くなった。
爺ちゃんは心臓に持病があり、いつもなら薬を持ってたのに、その日に限って薬を家に置いたまま山へ行ったらしい。
私もまだ小さかった為、何故爺ちゃんが倒れて、亡くなり、父親に連絡が入り、父親が泣きながら帰宅したのかわからなった。
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葬儀の日に、私は朝から原因不明の高熱を出した。
薬を飲み、両親と兄弟といつも寝ている部屋で一人で寝ている時に、内容は覚えてないけど変な夢を見た。
目覚めた時に、何故かあれだけ熱が高かったのに、数時間で平熱に戻っていた。
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斎場に行く時間になり、親戚だか近所の人の車だかわからないけど、誰かの車に乗って斎場に行きました。
爺ちゃんの遺体が焼かれている時に、親戚のおじちゃんに、兄と共に斎場の外に連れ出された。
おじちゃんとしては、焼かれている時間が長く、子どもたちが暇を持て余すだろうからと、子守役をしてくれたのだと、今では理解出来る。
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外で遊んでいる時に、兄と私の二人でふと上を向いた時に、煙とは違う何かが上に昇って行くのが見えたんですよね。
兄と顔を合わせ『兄ちゃん、あれ煙じゃないよね。もしかして爺ちゃんかな?』って言ったら、兄も『うん、煙じゃないよね。爺ちゃんの魂かな』って・・・
親戚のおじちゃんに言っても信じてもらえなくて、兄と二人で『なんで見えないんだろうね。おじちゃん、ヤダね』って話してました。
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それからです。
私が霊的な体験をするようになったのは・・・
あの時に見た、煙じゃない何かが本当は何だったのかわからないけど、あの時のことがきっかけで、他の人には見えない物が見えたり、感じたりするようになったのは事実です。
兄も、私よりは弱いみたいだけど、やっぱり見たり感じたりする時があるみたいです。
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我が子にもそれは受け継がれているようで、18歳の長男の部屋にはサラリーマンの霊が遊びにくるらしいです。
悪い感じはしないらしく、構って欲しくてたまにくるそうです。
チビは・・・今のところは特に何もないみたい。
凄く霊感が強くて、お祓いとか出来るならいいけど、たいした霊感でもなく中途半端な霊感しかない私に似てしまうのも何だかなぁ~と思うのであります。
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今回も怖くないし、グダグダな内容でごめんなさい。
何かコメントを頂けると嬉しいです
作者紫音-2
亡き祖父の葬儀の日にあった出来事です。
今回も全く怖くないのですが、実体験で御座います。