死神憑きか…厄介な奴がこの町に現れたな…。
私か?私は天師の「アキラ」です!
この世に潜む悪霊、妖怪、悪魔を退治するスペシャリストだ!
なんだかんだで天師に選ばれたけど
まあ大丈夫でしょ!
その頃、俺と死神は部屋に出たゴキブリを退治しようと戦っていた!
「でたー!!ソコォ!!」
死神は雄叫びをあげながら
「ひや〜〜!でたー!ムリムリムリムリムリ!!」
そこへ弟も訪ねてきた
「兄貴〜シュークリームを買ってき…た」
グシャ!…………………………………………………………。
「ダァァァァァ!」
弟は足でゴキブリを踏んずけた!
俺も死神も叫ぶ「イヤーーー!」
俺は弟を風呂に行けと指示する
「わ、わかった!」弟は風呂のシャワーで足を流す
ふぅ…ゴキブリ退治も終わり
休憩しているとチャイムが鳴る
ピンポーン!ピンポーン!
俺が出ると「死神はおるか!!」
俺はすぐさまインターホンの画面を切る
「………。来たぞぉぉぉ‼︎カマ野郎!!」
死神は鎌を用意して戦闘準備に入るが足が震えている
「早くないか!?」
また俺がインターホンで「どちら様で…」「死神はおるかー!!出てきて俺と勝負しろー!」
死神は首を横に振り「イヤですよ!なんで戦わないといけないんですか!」
俺は「あ、あの〜ちょっと今日は無理な…」「わかった!決闘場所の地図をポストに入れとくから3日後にそこに来い!」
やけに潔いな…
ポストに地図が投函される
「3日後に会おう!」
3日後…俺と死神はペットショップにいた
「高っ!この金魚、めっちゃ高い!なんで?店員さん!」
死神はいつもの調子である
俺はメダカの水槽を眺めながら
何かを思い出そうとしていたが思い出せない
死神に聞いてみても
「さあ?なんか特別な用事ってありましたっけ?」
「だよな?無いよな?」
決闘を申し込まれていたのを、ど忘れしていただけである笑笑
その頃、決闘場所では…
「遅い、遅過ぎるでは無いか!死神〜〜!」
夕陽の空にカラスが飛ぶ
カァ〜カァ〜アホゥ〜アホゥ〜
「おっ!やっときたか!死神!勝負だ!」それは近所に住むおじいちゃんだった。「ホヘェー?なんじゃ?死神?まだわしは死なん!」
おじいちゃんとアキラの喧嘩が始まり
その騒ぎを聞きつけた近所の人が警察を呼んだ
「おい!そこの君!」
アキラ「なんだ!警察!」
「ちょっと署まで付いて来なさい!」
アキラはパトカーに乗せられ
「なんでじゃぁぁぁぁ!!」
ペットショップの帰りにパトカーとすれ違うと「なんでじゃぁぁぁぁ!」という声にビクッとなる俺と死神でした(´・Д・)」
めでたしめでたし、続く。
作者SIYO