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短編1
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学校の怪談

これは、実話ですが怖いと言うより

不思議な話です。

私は、すぐ目の前にある小学校に通っていたのですが、高学年になると、強制的に部活動を二つやらないといけない事になっていたので、放送部と図書部を選びました。

今回は、放送部にまつわる話です。

放送室の設備は、かなり古い物で部外者が何とか出来る物では有りませんでした。

また、下校時間のアナウンス後、放送室の鍵をかけて、先生に鍵を返すので、下校後に放送室へ入れるのは顧問の先生位です。

もちろん、夜になれば学校自体も施錠されますし、校門も閉じられますから、放送室は密室状態です。

ある日の夜中、学校から、下校を合図するチャイムが流れて来て、目を覚ましました。前述の様に、密室状態の放送室から、聞こえるチャイムです。

そのうち、チャイムに混じってザワザワと複数人の声が混ざり初め、何が何だか、さっぱりわからず、私は寝直しました。

翌朝、弟が怯えてその話をして来たので、その事象は私の夢では無いと思います。

(私は実害が無ければ、気にしませんし、真顔でそんな話をすると変な奴扱いされるので自分から話す事はしません。)

その小学校は今でも有ります。その辺り一帯(私が住んでいた家も含む)はググれば出て来る程に因縁付きの土地でしたが、因果関係は分かりません。

あれは、一体何だったのでしょうか?

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