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これは、私が小学4年生の時に体験した話です。
その日、私は母親と、夜にスーパーに買い物に出かけることになり、
母が支度をする間に、先に車の止めてある駐車場の方に向かっていました。
私の家の前の道路は、片側二車線になっており、
それほど歩道も暗くなく、私は少し浮かれた気分で向かっていました。
しかし、向かう途中で、早く家を出過ぎたかもしれないと思い、
引き返すことにしました。
家の前まで来ると、あれ⁉︎
なんだか家の前の様子がおかしいことに気がつきました。
それは、
家の前の空気が暗く淀んでいるように見え、
そのど真ん中に、白装束を着た女性が、
足のつま先まである髪を前に垂らし、
こちらを向いて立っていました。
その髪は、綺麗にまとまっておらず、
バサバサに乱れて垂れて、
顔を隠していました。
私は、それを見て凍りつきました。
顔は見えていないものの、その女性の
憎い
羨ましい
殺意
などの怨念のようなものが直に伝わってきて、
あぁ、もうここで殺されると、
私は悟りました…。
しかし、その後直ぐに、
逃げなくては‼︎と瞬時に思い、
車の方へ無我夢中で逃げました。
幸い、その女性は追ってきておらず、そこで母が来るのを待っていました。
その後、私は、霊感が強い叔父にその話をすると、
私の住んでいる土地(家の周辺)は、もともと城下町だったこともあり、
昔に、丸い石で作ったお墓、また、お地蔵さんのようなものが、埋まっていることがあり、その一つを見たんだと言われました。
事実、私の家の前には、私が生まれる前に、
雪だるまの形をした石が転がっており、
家の前の道路では、かなりの頻度で交通事故があったらしく、
祖父と祖母がその石を、お寺に持って行き供養してもらった所、
ぴたりと交通事故は治まったそうです。
しかし、叔父から聞く話によると、まだそのようなものは、現在もうまっているそうです。
皆さんの周りにも埋まっているかもしれないですよ。
コメントよろしくお願いします。
作者yuta
その女性は、例えるとすると、貞子に似ていました。
それからは、そこでは同じものを見ていません。
コメントよろしくお願いします。
これは、実話です。