皆さんも気になりますよね?
自分の守護霊。これは中学生の時のはなしですが、なんともまあ そんな事あんのか?と思った話です。
全部が全部では無いと思いますが、霊現象など 自分の意識の高さなどで起こるものではないかと思います。
そんな 私が中学生の時は、家族一同皆霊現象などでびっくりしたり、
怖くなったりしていました。
そんな時、兄の知り合いの方が言った一言がまあ、なんとも言えんのですわ…
兄の知り合いをAさんとします。
Aさんは何となく小さな時から人が見えない者が見えたり、感じたりしていたそうです。
有るキッカケでそのチカラが増幅したのですが、その話はまた今度にします。
で、Aさんがマコさん家に遊びに来た時です。家に入るや否や「は、は、は。何ここ?おもしれー。」だって。
家の土地に強い何らかの波動が感じられると。あまり良くはない方の…。でも、今住んでいる住人の波動の方が強いから 良い方に押してると。
まあ、分からんでもない。そんなこんなで色んな事が有りましたから。
そん時に飼っていた猫、「さんま」をAさんが見ると、「おー、さんまちゃん!ありがとね〜。この猫、結構強いよね。色んな悪い物を寄せ付けないようにしてくれてるね。」
兄「そうだろ?こいつは俺には懐かないけど、家は守ってくれてると何となく思う。」と、兄が言う。
そんな話をしているとAさんが私の方へ来た。
「おー、まこっちゃんか!あんたの兄さんから色々聞いてるよ。」とAさん。
私が「何の話を聞いてるの?」と尋ねると、「そんな事よりさ、あんたらの守護霊おもしれーな!」とAさん。
Aさん「まこっちゃんの兄さんの守護霊は、着物着た女の人。結構古いよ。江戸時代の人じゃないかな。それとお母さんはね、多分、おじいちゃんとお姉さん2人付いてらっしゃる。」そう、母の姉は若い頃看護婦をやっていて、その影響もあってか白血病で亡くなっている。
私が「じゃあ、俺のは?」と聞くと今までにこやかに話していたAさんの顔が少し真剣な面持ちになった。
「ああ、まこっちゃんのか。俺もこんなんは初めて見た。」と。
「は?何それ?なんかヤバいの?」と心配して聞き返してみる。
「あのさ、心して聞いて。あんまり言いたく無いんだけど、嘘はいけないからさ…」とAさん。心臓がドキドキ…。
「まこっちゃんの守護霊は、無い。」
「は?無いて。付いて無いの?」と聞くと
「そう、今は居ないね。」のAさんの発言の後、兄が大爆笑!「はは!!なんやお前は!いないの?ハハハハハ!!」と家が揺れる位笑う。
「笑うな!ちくしょう、Aさん!どうしたら付けれるの?」と聞くと「知らんね。もし、自分で付けようとして付けるので有れば相当の修行がいるんじゃ?」と他人事。私が涙目になり、兄の笑う姿を見るとまた、悔しくなる!
そこにAさん、「でも、たまに居るとは聞いてるよ。俺は初めてだけど。でも、良い事なんだと思うよ。」とAさん。
単なる気休めかな?と思ってると、「まこっちゃんはさ、波動が物凄く強く出てるよ。これは霊能力とは違ったもんだと俺は考える。人の出す波動は、先天性の物がほとんど。守護霊が付かなくとも波動で危険やチャンスなど感じれる。俺は羨ましい位だね。」と。
高笑いしていた兄がぴたりと止んだ。
「ほほお、そうか。そうか。」と、無い髭をさするような仕草をする私。
「まこっちゃん、自分の意識を今からでも良いから高く持って生きれば、凄い良い人生になる!それは俺が保証するよ!」と言ってくれたのでその時は助かりました。
数ヶ月後、猫の「さんま」が病気で他界して暫くしてAさんがまた、家に来た。
「おーおー、さんまちゃん!元気か!」と言いながら家に上がってきた。「さんま」は死にましたよ。と伝えると、「あ、違うよ。今足元に来てくれたんだよ。」と、言った瞬間、「あ!!まこっちゃん!」急に大きな声で言うので、「うお!びっくりした!何ですか?」とAさんに尋ねると、「やったね!さんまちゃん付いたやん。」と。
「は?さんまが俺にですか?」
「そう、波動がぴたりと合ってるみたいね。腕の辺りでまる〜くなって自分の前足に頭乗せてゴロゴロ言いよる。」
そうです。亡くなった猫のさんまは、寝る時はいつも 前足に頭乗せてまる〜くなって寝ていました。
「動物だから、人間だからとか関係無いから。その人の生きる意欲、心に語りかけてくるものだから その人次第。」と言われ、少し落ち込んでいた私の心は、少し軽くなりました。「あー、いつも側に居てくれる様になったとは。ありがとね!」と心の中でさんまに言いました。
それから20数年経ちますが、これと言って良い事も悪い事も無いように思えますがね。しかし、18歳から続けている「職業」で今は「スイス」に住んでいます。
これまで何度も挫けそうになっても自分を信じて進んできた事と、周りの方のサポートにより、今はラッキーな事に不自由なく暮らせています。私のモットーは「ポジティブ シンキング」一本です!
作者マコさん
怖く無い話ですが、マジ話です。
少しでも皆さんのお気持ちの支えになったら、怖いなど貰えると嬉しいです!