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こんばんは。牡丹狐です。
作品を読んでくれている皆様、ありがとうございます。
今回は<前回の続き>からです。
尚、この作品は編集しています。
編集される前の作品を見られた人の中で、心象を悪くした方々、気分を害された方々へ、私の文章力の無さと表現の幅が足りないこと、言葉の選び方や表現への配慮の無さが原因で、多大な迷惑を誘発してしまい、誠に申し訳ありませんでした。
今回のことを重く受け止め、今後は、慎重に作品を作っていきたいと思っています。
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尚、編集前にコメントと怖いをくれた方には、勝手で大変申し訳ありませんが、再投稿という形を取らせて頂きました。
編集される前の作品をお読みになった方々にご迷惑をかけてことを、重ねて、お詫び申し上げますと共に、今後とも、私、牡丹狐をどうぞよろしくお願い致します。
シリーズものなので、まだ前作をお読みでなすい方は、前作から見たら話が分かると思います。
良かったら、見て下さい。
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不安と焦り、怖さを目の当たりにした私は、固まってしまい、何も言えなくなってしまった。
何とか、口を開き、聞きたいことを聞く。
私:「そんなに、ヤバいですか?」
相手:「ヤバいね。」
私:「…さっき言っていた影響って、どんな影響なんですか?」
相手:「うーん、普通、女の子は、◯会系のチャットで知り合ったその人に会おうと言われるとまず壁を作る。どんな人だろうとね。君は仕事の関係もあると思うけど、全然壁がなかった。あと彼氏いるのに他の異性と出掛けるとか、そこだね。まず、異性と会うことのリスクを考える力を奪われてる。」
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私:「…はい。」
相手:「あとは、彼氏さんいるでしょ?」
私:「はい。」
相手:「生霊は、彼氏だよ。」
私:「…生霊を飛ばしているんですね?」
相手:「うん、肩重いでしょ?」
私:「重いです。」
相手:「ずっと乗っかっているからね。」
私:「もう一人は…?」
相手:「君が生まれた時に憑いているやつは、粘着質で厄介だ。両親との仲を悪くさせているのは、そいつ」
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いきなり色々な指摘をされ、戸惑うも説明を受ける。
ただ、話を聞くことしか出来なくなってしまった私は、どうすればいいのか分からなくなっていた。
相手:「ごめんね、怖がらせて。」
私:「いえ、聞いたのは、私ですから…」
相手:「そっか…。酷なこと言うけど、しっかり聞いてね?」
私:「はい…」
相手:「この状態だと、君は戻ってこれないとこまで行く。下手すれば、死ぬ。本当に君は、死の淵にいる。でも今なら、まだ間に合う。けど、祓う際に手を繋いでもらうのと、生きていたいという気持ちを強く持ってもらう。理由は、俺に憑いてるヤツが食べる際に、君に憑いているモノと一番距離が近い状態でなきゃ、祓えないから。あと、生きようとする意志がないと助からない。君自身に憑いているやつに引っ張られて、俺に憑いているやつに一緒に食われる。嫌なら、このまま帰るのもいいよ。どうする?」
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いきなり、究極の選択を迫られた。
そんな馬鹿な話あるか、と思う人もいるだろうけれど、本当に荒みきっていた時期であったから「いつ死んでもいい」とすら考えていた。
そんな雰囲気を察したのだろうか、私は本当に自分の命を奪ってしまうほどの輩を寄せ付けてしまったのだ。
頭が真っ白になった。
ただ、祓って欲しかった気持ちもある。
でも、それ以上に、助かりたかった…。
私:「祓って下さい…。」
相手:「…分かった」
私:「お願いします。」
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相手:「俺の知り合いに、祓える人がいるけど、依頼料がちょっとね…。俺を通して祓うとなっても、うーん、、まぁ結構な金額になる。君にその金額を支払えるかといったら、まず無理だろう」
私:「え…仕事のお金じゃ、ダメなんですか?」
相手:「ダメだね。多分、受け取らない。あと、仕事は辞めてもらう。」
私:「分かりました…」
相手:「かといって、このままじゃマズい。だから、俺が祓えるだけ祓う。」
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そうして、祓うことが出来る空間を探している最中に、彼が後ろにいるモノと話始めたが、私が怖がる度に女は、ニヤニヤ笑い、粘着質の男の霊は、ずっと彼のことを睨み、生霊の彼氏は、相変わらず重かった。
相手:「あの、、芋ずる式に連れて来るの辞めてくれない?」
私:「え?」
相手:「君の足元と車の窓の外にへばり付いてる、厄介なヤツが」
私:「ひっ!」
相手:「ほら、怖がらないで。寄ってくるから。大丈夫、外にいるヤツは中には入れないから。足元にいるのは、子どもだけど気を許しちゃダメ。」
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普通、自分のことは、自分でケリをつける為、自分でそういう専門の所を探すかもしれない。
でも、いきなり命の危機にあると他人から言われ状況を説明されたら、どうだろうか?
助かる手段があるなら、助かりたい。
あんなに、死んでもいいと思っていたのに…
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都合が良すぎるかもしれない。
気付かなかったとはいえ、自分で引き寄せたモノは、自分で始末をつけるべきなのだから。
こうして、他人に迷惑をかけるのは、間違いなのは、分かってる。
情けない…。本当に、馬鹿みたいだ…
ただ、不可抗力な部分もある。私が生まれた時に憑いたヤツがいることだ。それは、流石に彼一人じゃ祓えないらしく、祓えるものから祓おうとしてくれてる。
こんなダメな私を助けてくれる彼に感謝した。
そうして、車内の中で手を繋いだ。
作者退会会員
編集前にコメントをされた方々、怖いをくれた方々、読んでくれた皆様方には、大変申し訳ありませんでした。
今後、十分に注意していきたいと思います。