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短編2
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子供ならではの感覚

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小学生の頃、私は寝る時に妙な感覚を覚える事が多かった。

霊感はないので霊的な事は無いと思うが……。

真っ暗な部屋の中。

私は布団の中。

天井には、豆球がついた傘付き蛍光灯。

寝れない時に、蛍光灯の真ん中をジーッと見る。

すると、蛍光灯の傘というか蛍光灯全体が一回り小さくなる。

文字では伝えられない感覚なのだが、とにかく蛍光灯が一回り小さく見えるわけです。

視線を外し再び蛍光灯を見る。

すると、すぐさま一回り小さく見える。

その後、体に異変が起きる。

感覚がおかしくなるというか……。

物凄い狭い室内……。

自分の体が大きくなっているのか。

とにかく、立ち上がれない程の狭い室内で苦しそうにしていたり。

それとは逆に、自分の体がアリのように小さくなったり。

横になっているのに、体が浮いてるような感覚になったり。

体全体に違和感があったり。

とにかく、変な感覚が頻繁に起きていた。

この感覚、蛍光灯が一回り小さく見える感覚は、大人になっても変わらず起きてます。

極めつけは、好きな歌を頭の中で考える。

そうすると、その歌が耳元で聞こえてきた事ですね。

今考えると、怖い出来事なのでしょう。

でも小学生の自分は怖いという考えはありませんでした。

好きな歌を頭の中で考えるだけで、耳元で聞こえてくる。

なんてなんて便利なんだ!という考えしかありませんでした。

子供の頃って、大人では理解出来ない事などを経験したりしますよね。

それが霊的なのか……。

想像なのか……。

妄想なのか……。

今となっては疑問ですけどね。

その当時、イジメにもあっていたので、精神的に弱っていたのかも知れません。

そんな時って、不思議な体験をするものなのでしょうね……。

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仲間さん。コメントありがとうございます。

大人になっても、疲れが酷かったり、精神的に辛い時は錯覚に近い事が起きますけどね。

歌が耳元で聴こえてくるのは、30歳を過ぎた位から無くなりました。

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その感覚は覚えがあります。
私も小さい頃にそういった感覚に襲われる事が、ちらほらありました。
個人的に、霊的などではなく、精神的なものか、錯覚等だと思ったりします。

歌に関してはありませんが・・・

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沙羅さん。こちらもコメントありがとうございます!

感受性の鋭さですね。
父が居なかったんで貧乏だったのが、イジメの原因だったんですが。
良く学校も休んでたんでね。
今でも心は弱いです(笑)

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