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前回の話を投稿した際、こんなこともあったなぁと思い出したので投稿。
小学生の頃、私はしょっちゅう叔母さんの家を訪ね、従兄弟である竜兎と遊んでおりました。
そんなある日、私が帰宅しようと「またね、」と部屋の戸に手をかけると、右足をクッと引っ張られる感覚。
私が不思議に思い、後ろを向くと
困ったような顔をした竜兎が、
「ほらカナちゃん、お兄困ってるよ、離してあげて」
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その瞬間、足がフッと動くようになりました。
どうやら竜兎の部屋には彼にしか見えない同居人が居るらしかったのです。
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この話を思い出して、先ほど竜兎とSkypeしてこの話の詳細など聞きました。
(因みに竜兎は今一人暮らしで社会人です。)
そして最後にふざけ半分にこんなことを聞いてみました。
「なぁ、カナちゃんってまさか今の家にもいたりすんの?」
すると竜兎は苦笑混じりに言いました
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「うん、最近は金縛りなんて覚えちゃったみたいでさぁ、プレゼンやら会議ある日はやめてほしいよホント。」
作者宵都 みや
例によって従兄弟シリーズ開始です。
一日に三話も投稿してしまいました(笑)