両親が離婚し俺は母子家庭で育った
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だから大人達は俺の事をあまり良く思ってなく
「あまりケンジ君と遊んじゃダメよ!あ~怖い怖い!」
と近所の評判も悪いせいで昔から友達すら一人も出来なかった。
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こっちも「じゃあ上等だ!!」と
夜中爆音でバイクを乗り回し
酒にタバコにシンナー悪い事は何でもやった
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でも本当は誰かに見ててもらいたかった
誰かに叱ってもらいたかった
そう本当はお父さんの様な存在が欲しかっただけ・・・(涙)
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なのに誰も俺の事を認めてやくれない
俺の気持ちなんて誰も分かってくれない
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そんなに片親がいけない事?
そんなに俺の事が憎い訳?
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とにかく、アイツもアイツもアイツも!!
周りの人間全員が俺の事をまるで殺人鬼の様に怖がった!!
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じゃあお望み通り連続殺人鬼にでも何でもなってやろうじゃねえの!!
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タマタマ歩いてた家族を見つけ
あんな奴らが一番俺見たいな人間をバカしてるんだ(怒)
と、こっそり後をつけ襲いかかろうとした瞬間
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「何してんだよ!」と
物凄い顔で僕を睨みつける男
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「・・・・・・・・・」
「ごめんなさい、お父さん」
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最近、荒くれた学生時代を過ごしたプロボクサーに憧れる小学4年のケンジでした。
ちなみに父、母、妹のむちゃくちゃ仲のいい4人家族です。
作者DQ