後一人だった・・・・
後一人で俺達は初の甲子園出場の夢が叶っていた
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そして最後の打球がライトを守る俺の頭上に・・・
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今までの厳しい練習の中で何百、何千、何万と捕ってきたただの凡フライ
俺もチームメイトも応援してくれる人みんながみんな思った
甲子園出場ッ!!と
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・・・・・・・でも俺は落とした。
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その瞬間みんなが泣いた。
チームメイトだけじゃない
先生、友達、後援会みんながみんな泣いていた。
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それから来る日も来る日も来る日も
みんなが俺を慰めた。
朝、昼、晩時間を問わず・・・・
何かのストレスをぶつける様に
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「お前は悪くない」と
作者DQ