短編2
  • 表示切替
  • 使い方

どこ行くの?

wallpaper:1540

私はお父さんと二人暮らしのため

夜、一人で留守番する事も多いんですが・・・

nextpage

最近家まわりをウロウロ動き回ってる様な人影

夜いつも決まった時間にかかってくる無言電話

そしてどこからともなく聞こえる物音と・・・

私の身の回りで起こる不可解な出来事

nextpage

でも別に何かが起こる訳でもなく

いつも通りの朝を迎えてるから

nextpage

お父さんに相談しても「気のせいだろ?(笑)」と

全く相手にしてくれない

nextpage

友達とかに相談しても「幽霊かも?」と

誰もまともに話を聞いてくれない・・・

nextpage

それとも本当に幽霊?

もしかしてストーカー?

空き巣?

nextpage

私は霊感とかないって言うか

そもそも幽霊なんて全然信じてないし

ストーカーされてるかも?って

そんな自信過剰でもないし

空き巣に狙われるほど裕福な家庭でもないし・・・

nextpage

でも確かに誰かに見られてる!

そんな恐怖が続いてたまさに今日

nextpage

wallpaper:3057

突然凄い音と共に

複数の人間が部屋に突入してきて

nextpage

「警察だ!!」

nextpage

訳が分からないまま茫然としてると

「大丈夫?もう心配ないからね。」

と私を優しくパトカーに誘導してくるお姉さん

nextpage

そして「無事保護しました。」と

無線で私の名前を連呼する警察官

nextpage

そしてお父さんは緊急逮捕

nextpage

何でも私は赤ちゃんの時に誘拐され

17年間一緒に生活してた人はお父さんじゃなくその犯人!!

だから今から本当の家族に会わすとの事

separator

それから警察署の保護室みたいな所で

1、2時間と待たされ

段々と冷静になっていくと同時によぎる

nextpage

ある疑問

nextpage

「ここ本当に警察署?」

「みんな本当に警察官?」

そして準備が出来たとの声でパトカーに乗せられた

nextpage

wallpaper:3178

私の白杖を握りしめた右手は汗でぐっしょりだった・・・

Normal
コメント怖い
4
7
  • コメント
  • 作者の作品
  • タグ
表示
ネタバレ注意
返信
表示
ネタバレ注意
返信

成る程そーきましたか…
やっぱりDQさんの話し面白いです。

返信
表示
ネタバレ注意
返信