私は目を覚ます。
今朝、不思議な夢を見た。
けど内容は思い出せない。
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私は用もないのに玄関先に向かった。
見知らぬ男が入って来た。
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男「先ほどは失礼 致しました」
私「どちら様ですか?」
男「お詫びに 夢幻 を持って参りました」
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私「むげん?」
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男「思い出せない夢を再び見ることができる薬です。ただし、副作用もありますのでお気を付け下さい」
私「わかりました」
男「いいえ、あなたは何も わかっておりませんよ」
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なんのことだろう?
今朝の夢が気になった私は、とりあえず薬を飲んでみた。
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めまいがする。
副作用だろうか?
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男はケタケタと不気味に笑い始めた。
気持ち悪くなった私は、部屋に戻って休むことにした。
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何かを忘れてる気がする。
どうしても思い出せない。
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私は再び眠りについた。
作者無名有人
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