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雪が降り積もる寒い寒い大晦日の晩、
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「あの・・かけそばを・・いっぱいだけ・・・」と
申し訳なさそうに店に入ってきた母と子供二人
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すると「かけ一丁」の女将さんの明るい声に
「あいよ、かけ一丁」と無愛想な店主の声・・・
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そして一杯のかけそばを泣きながら仲良く食べる親子3人を見守りながら
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「あんた、こっそり半玉サービスしてるでしょ?(笑)」
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と、ニヤける女将さんに
「うるさい」と照れくさそうにする店主
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子供:「ここのそば本当に美味しいね。(涙)」
母:「そうね!どうしてもやめられない。(涙)」
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と次の日も店に来たガリガリに痩せ細った親子に対し
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女将が大きな声で
「二番テーブル、かけ三丁!」
「あいよ、かけ三丁」
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と店主は裏で、いつも通りある植物を大量にそばに入れました。
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女将:「もう一杯だけじゃ我慢できないでしょ?(笑)」
作者DQ
ケシガラ鍋