短編2
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30年前のクリスマス。。。

古い話ですが俺の伯父は凄く変わった人だった。

小さい頃からクリスマスから正月にかけて

泊まりに来ていた。仕事は印刷所をやっていた。何時も俺の家族に嫌がられていたが毎年必ず来ていた。

伯父は良く俺のところに来て色んな話を聞かせてくれていた。そんな伯父が30年前のクリスマスに変死体で発見されたカップ麺にお湯を入れたまま死んでいた。持病も無かったし死因となるものが、見付からなかった。

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俺のところに来て色んな話をしていた内の気になる所を思い出して書いていこうと思う。

伯父はとにかく俺に起きていた、怪奇現象や自分に何か憑いてないかを凄く気にしていた。ある年に伯父の指が1本無くなっていた。父や母は機械できったかヤクザにヤられたかどっちにしろ自分が悪いと陰口を言っていた。その夜、俺のところに伯父が来て

『徹人伯父さんの指妖精みたいのに食べられたんだよ。今回は指で済んだけど伯父さん死ぬかもしれない。』

と言ってきた。次の年に反対の指がまた無くなっていた。何かに噛みきられたような後があった為、両親は伯父自身が噛みきったと思い、病院にいれた方がいいと。父の親族に報告して、昔で言う精神科に入院させられた。

翌年、病院から呼び出しがかかり指が1本無くなっていて病室探してもレントゲンとってもどこにもないと大騒ぎになったのを凄く覚えていた。

馬鹿な俺は両親に、

『妖精みたいのに食べられたんだよ』

と言ってしまい、家族から煙たがられた。

その妖精みたいのって何だろう。指が無くなったらどうなるんだろうと不安でたまらなかった。次の年に伯父は退院した。その一年間は家族で福島に引っ越してウチの家族がかなり修羅場だった訳だがそれは別の話。

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4月に千葉に戻りその年のクリスマスに見つかった。腐敗臭で近所の人からの苦情で発見された。その時の状態は酷く見れたものではなかったと聞かされました。死因が不明。

ただ手の指が全て無くなっていて部屋にはユビもユビの骨無くなっていたと言っていた。

最近になって、伯父が俺に言った話の中でよく対価って言葉がよく出ていた。その頃は対価って意味がよく理解出来て無かったからわからなかったけど、今は凄く気になっている。何かの対価で指が無くなっていたのか、伯父をいつ見てもトリツカレてる様には見えなかったし、なんで死んだんだろうと、毎年クリスマスになると思う。

よく父が、ウチの一族は呪われてると言っていた。

7人兄弟の末っ子の父以外みんな50歳迄に亡くなっていて二人が変死体だった。そんな一族に生まれた俺も後数年で50歳果たして生きて越えられるのか。って感じですね~。

結果伯父の死因も何もわからないけど、何か不思議な現象がある気がしてなりません。今の医学なら説明がつくのかも知れませんが真相は伯父にしかわからないのでしょう。

Concrete
コメント怖い
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むぅ様
この話は自分のおじの話で自分が何か不思議な体験をした話では無いので正直書き難かったのです。
むぅ様今年はお世話になりました。来年もよろしくお願いします。良いお年をです

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