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短編2
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探し者

「ん〜。まだかなぁ〜?早く来ないかなぁ〜。」

ブゥ〜ン!

「あっ!車だ!彼かな?!」

私は急ぎ足で、窓を覗き見る。

「白い車…。なぁ〜んだ…。彼じゃ無かった…。」

外はシトシトと雨が降っている。

「雨ってやだなぁ〜。何だか寂しくなっちゃう。」

ブゥ〜ン!

「あっ!また車だ!今度こそ彼かも♪」

また私は急ぎ足で窓から下を覗く。

「赤い車!やった!彼が来たんだ!」

ガチャ。

「ん?違う…。全然知らない人だ…。

もぉ〜!彼とおんなじ赤い車なんて紛らわしいよぉ!」

私はそう言ってベッドに横になる。

「大きな商談が決まりそうだって言ってたもんなぁ〜。今も忙しく働いてるんだろうなぁ。

でも早く会いたいよぉ〜。」

ブゥ〜ン!

「ん?また車だ!でも…彼のとは音が違う…。

しかも沢山の車の音…。でも一応、念のため。」

私は再び窓から下を覗き見る。

「はぁ…。やっぱり違ったぁ…。」

その車は3台連なってやって来た。

あの車、凄く沢山の人が降りてきてるなぁ。

パーティーか何かするのかなぁ?

あんまり煩くしたら文句の一つも言ってやるんだからね!

ドタドタドタドタ!!!

ちょっと!この階でやるの?!

もう〜勘弁してよぉ〜!

てか、もう少し静かに歩けないの?まったく!

ガチャガチャガチャガチャ!

え?!何?何で私の部屋のノブを回そうとしてるの??

ドンドンドンドン!!!

「キャッ!」

やだ!怖い…。怖いよぉ〜。

彼君!早く来て!!

バァン!

「イヤッ!あなた達誰?!出てってよぉ〜!」

南無南無南無…。

「キャ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!」

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男「お前さぁ?あの廃ビルの話しって知ってる?」

女「それってさぁ?男に捨てられたのに気付かないでぇ〜ずっと待ってた女の話しじゃね?」

男「お!知ってんじゃん!(笑)」

女「あれでしょ?ずっと待ってて病気でポックリいっちゃったんだよねぇ〜(笑)

捨てられたのに気付かないってマジうけるんですけどぉ〜(笑)」

男「それからぁ。その女が化けて出るって噂になって〜。遂にこの間、坊主召喚で除霊だってよ(笑)」

女「生きてる時は男に捨てられて、死んだら坊主に除霊って最悪だねぇ〜その子も(笑)」

男「ホント馬鹿みてぇだよな?(笑)」

女「ちょっとぉ〜。あんた、アタシの事捨てたら許さないんだからね!」

男「ぜってぇねぇよ!俺にはお前だけだって。」

女「じゃあさぁ〜。愛してるって言ってみてよ。」

男「俺、ガチでお前を愛してる!」

女「バカ…❤」

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この話を書いた僕自身も、最後に出てくるカップルが呪われる事を深く願いますm(__)m

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最後が…(ꐦ ´͈ ᗨ `͈ )

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智花様。

すいません!すいません!m(__)m

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