【重要なお知らせ】「怖話」サービス終了のご案内

短編2
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俺だけ彼女がいないと言う事で

会社の同僚達が女の子を紹介してくれた。

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紹介されたのは

身長は160㎝以上で足は長く小顔の9頭身

今すぐにでも芸能界デビューできそうで

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思わず「なんでやねん!!」と同僚にツッコミたくなる程

現実離れしたモデル風美女!!

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言っても俺の会社は芸能だとかスカウトだとか

そういうのとは一切関係がない会社だ。

だからそんなリア充女子とは現実話としてありえない話だった。

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そのため、嬉しいと言う気持ちより

最初はなんで?と言う疑問と

好きになってしまったらマズい!

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この二つの気持ちしかなかった。

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しかし彼女と話をしていく内に

こんな美女がなんで俺なんかとお見合いしてるのか?と、段々と分かるようにもなってきた。

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いきなりのタメ口!

生ビールを豪快に一気飲み!

そして女友達の悪口に!!

男勝りのヤンキー口調!!!

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しまいには周りの制止もお構いなく服を脱ぎだしたりと

色気もクソもなく

まさに違う意味でのギャップがある女だった。(苦笑)

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そして飲み会の大半が彼女の自慢話と陰口で終わった後

どうやら俺は彼女に電話番号を教えてたみたいだ。

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そして次の日突然真夜中に電話がかかってきて

「今から飲もう」との電話が・・・

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それからと言うもの朝昼晩関係なくかかってくる電話攻撃

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どこで調べたのか?

俺のアパート場所を突き止め

俺の会社部署も突き止められ

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気付けば一日中彼女に監視されてる様な状態になっていた。

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そんな日に日にやつれていく俺を心配してなのか?

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「警察に行った方が良いよ。」

「スペアキーでも作られてたらどうするの?」

「職場まで電話してくるなんて異常だよ。」

「何かあってからでは遅いんだよ!(怒)」

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と同僚のミキと言う女の子が俺の事を良く心配してくれてた。

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しかし実際何か危害を加えられた訳でもない俺は

何か対策をする事もなく彼女の事はそのまま放置していた。

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それは突然だった。

その日は仕事が立て込んでて

俺がアパートに着いたのは夜も11時を過ぎていた。

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とにかくその日はボロボロに疲れてて俺はベッドに倒れ込んだ。

何十件もの着信履歴があった事にも気付かず・・・

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それから

10分・・20分・・・・

いや一時間位過ぎた頃だろうか

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何か気配を感じた俺が

もうろうとした意識の中、うっすら目を開けると

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夢?幽霊?錯覚?

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ぼんやりしながら目を凝らすと

目の前で彼女が素っ裸で立っていた。

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「ギャーッ!!」

思わず叫んでしまった俺の声に

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「大丈夫?」と

どうやら彼女の後をつけてたらしい同僚のミキ

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ミキ:「アンタどうやって入ったの?」

彼女:「・・・・・・・・・」

俺はすぐに警察に電話した。

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数分後、ミキが警察に連行されて行った。

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