長編13
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一台の車…

今から15年ほど前、

私と妹は、同じ葬儀会社に勤めていました。

今日から新人が来るから、

世話係として頼むね。

そう営業所長に言われて、事務所で待機していると、

出社時間より30分近く遅刻して、

事務所に現れた新人が、妹でした…。

現れた妹を見て、私は一瞬、

「何しに、私の勤め先に?」と意味がわからず、

ただただ、驚いて妹を見る私に妹は、

「お姉ちゃんにも出来るなら、私も楽勝だなぁっと思って。

面接受けたら、即、採用決まったし。

びっくりさせようと思って、黙ってたんだよねェ。」と、言いました。

所長は、私達が姉妹であることを知ってるのかと尋ねると、妹は、

「ううん、言ってない。

聞かれなかったし、働いたら分かることだし。」と、

答えました。

新人が来ると言われたものの、名前も告げられずにいた私は、

所長も知ってて黙ってたのか、人が悪いッ、と疑ったのですが、

この所長さん、普段から細かい事は告げてくれず、

〜やっといて、

〜行ってきて、

〜持ってきて、と、

とても大雑把な指示を出す人だったので、

私も私で、

「名前も聞いてないや、まぁ、来たら挨拶するからいいか。」と思っていたのでした。

妹に、

「遅刻の連絡くらい、ちゃんと入れなさいよ。」と咎めると、

妹は、

「私は、教育係がお姉ちゃんだって知ってたし、

朝からみんな出払ってるけど、お姉ちゃんがいてるって聞いてたから、ゆっくり出て来たんだよ。

来たんだから良いじゃない。

これからもよろしくね。私はさぁ、お姉ちゃんと違って、

主婦して、母親やって、2人の子供、朝から保育所に預けてから来るんだからさぁ。時間かかるの。

遅刻するたび、連絡なんて入れられるわけないじゃない?

だから、お姉ちゃんと同じ会社に入ったんだよ。

遅刻してたら、うまく言い逃れしておいてよ。」

初日から、無茶苦茶な事を言い出す妹に、

「知らないよ、あんたの遅刻の理由なんか。

所長には私から、妹だけど、仕事場ではそんなの関係ないって言うから。あんたの事はあんたに聞いてって言うからね。今日の遅刻の事も、報告しておきます。」と言い、

午前は座学、昼から外回りをすると伝えました。

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私たちが勤めていた会社は、会員制の葬儀会社だったので、お葬儀が入っていない日は、

大抵の社員は外回りをします。

私や妹もそこに漏れる事なく、朝、出社し、

営業所全体での朝礼を済ませ、少しコーヒーなど飲んで談話したのち、10時ごろには行って来ますと会社を出るのです。

私は営業の他に、経理を担当していましたので、

所長や主任とスケジュールを確認し合い、事務処理などをする事もあるので、外回りに出れるのはお昼から、と言う事もよく有りました。

妹が勤めだして3ヶ月ほどした、ある日…。

お昼前に、妹から私に着信がありました。

私が、妹の教育係として付いていたのは2ヶ月ほどで、

ちょうど、私から離れて1ヶ月目の事でした。

私には、営業員からお客様との契約を頂くと連絡が入るようになっていたので、

「お疲れ様です。にゃにゃみです。」と、

電話をとりました。

すると妹は、

「ねぇ、お姉ちゃん。今からちょっと、〇〇ダムまで来てよ。」と言います。

外回りしている地域がその辺なのか?

そう思った私は、

「どの辺り?」と尋ねました。

「だから、〇〇ダムだよ。〇〇ダムの手前じゃなくて、奥にある駐車場、分かる?」

それは、営業所から30分ほど車で行ったところにある、

山の奥にあるダムでした。

「何やってんのよ、そんなところで?

早く、営業に行きなさいよ。

あんた、今月から私と成績別なんだよ?

サボってる場合じゃないでしょ?」

そう行った私に、妹は、

「うるさいよ、とにかく待ってるからッ!来てよッ!」

そう言って、いつもの如く、一方的に電話を切ってしまいました。

ようやく事務仕事が終わり、外回りに出られると思っていたのにッ!

お客さんのお宅にも行かなきゃいけないのにッ!

私は慌てて支度をし、先にお客さんのお宅に寄らせて貰ったからと思ったのですが、あいにく、お留守でしたので、

どうしようかと迷った末、

妹の言う、〇〇ダムまで車を向かわせることにしました。

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私が〇〇ダムに着くと、

ダムの奥の駐車場と言ってたはずの妹の車が、

手前の駐車場にある事に気付きました。

私は、妹の車から少し離れた後ろの方に自分の車を停めて、

歩いて寄って行きました。

妹の車を見ると、運転席のシートが見えなかったので、私は、

シートを倒して、寝そべってるんだな。

何やってんのよ、仕事しなさいよ、と、

呆れながら寄って行きました。

コンコン、運転席の窓を、少し後ろからノックすると、

妹は、ウツラウツラしていたのか、

ううッ、と呻き声を上げ、薄ら目を開けてこちらを見て来ました。

そして、乗れと助手席側を指差して来ました。

何なのよ、邪魔臭いなぁ〜とぼやきながら助手席に乗った瞬間、

「おっそいね、本当に。

何やってんの、鈍臭い。」と言います。

腹のたった私は、

「サボっといて何よ?

何なのよ、こんな所に呼び出して!

だいたいアンタ、言ってる場所と居る場所が違うじゃない。

奥の方に来てって言ったよね?」

私がそう、キツく言い返すと、

「行ったの?奥に。」と聞いて来ました。

私は、へっ?となり、

「行かないよ。行く前にあんたの車に気づいたもん。

何なのよ、一体。

サボるなら1人でサボりなさいよ!」

何も謝りもせず、人の話もそこそこに、自分のしたい話に口を開く妹にイライラして、私は今度は声を大きくしました。

すると妹は、

「ねぇ、あそこの駐車場、どれくらいの人が使ってるのかな。」と言いました。

…。

何?

「どう言う意味?」

私が聞くと、

「どれくらいの人が知ってて、どれくらいの人が使ってるのかな。」

妹はまるで独り言のように、そう返して来ました。

「知らないよ、そんなの。

でもここ、ダムって言っても、何て言うの、溜め池の大っきいやつって感じじゃない?

ダムって、ここらの人は言わないみたいだよ?

みんな、〇〇池っていうもの。」と、

私が言うと、

妹は、

「そうなんだ。

じゃあ、この辺の人じゃなかったら、あの奥の駐車場、知らない人の方が多いよね?」

と、聞いて来ました。

分かんないけど…、と言いながら、

「一応、砂利道だけど道は続いてるし、

釣りしてる人なんかは、他県の人でも穴場持ってたりする人いるから、知ってる人は知ってるって感じじゃない?

何なのよ、さっきから。」

やたら、奥の駐車場の存在にこだわる妹…。

「あんたまさか、余計な事しようと思ってんじゃないでしょうねッ!」と私が言うと、

「余計な事って?どんな事?」と聞き返して来ました。

「どんな事でもいいよ!あんた、訳わかんないイタズラとか、本当にやめてよッ!?」

私がそう言うと、

「やめてよ。私はそんな事しないよォ〜。」と、

笑い出しました。

その妹の顏…、

とても、こわい…、表情のない笑い顔…、

背筋にビタッと、冷たいものが張り付いた時の様な、

ギュッ!となる感に

私は、助手席から体を起こしました…。

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「ねぇ、お姉ちゃん。

私ね、最近よく、このあたりに来てさぁ、チラシ配って回ってんのよ。

でもね、1時間もしたら、飽きちゃって。

で、ここに来てよく、サボってたんだよね。

そしたらさ、こないだ、会社の人達が来たんだよ。

多分あっちは、私に気づいてなかったんだろうけど、

その人達もサボりに来たみたいで、

同じ場所にいて、気づかれるの嫌だから、奥の駐車場に車を移動させたんだよ。」

妹は、妹の顔を見て固まってる私に向かって、

こわい笑顔のまま話し出しました…。

「私が奥に行ったらね、駐車場のずっーと奥の角に、藍色のセダン車が停まってたの。

あっちの駐車場って、すっごい木がもっさりしてて、

日が当たらない感じなんだよ。

奥に行けば行くほど、暗くって、おまけに、地面に生えてる苔も、手前から奥にかけて、だんだん濃くなってるの。

その車は、

1番、日が当たらなくて、1番、苔むしてて、

普通なら、1番、たまたま来た人間が止めたりしない場所に、車を停めてたんだよ。」

妹は、両手を使い、身振り手振り、私に、

奥の駐車場とそこにある車の位置、木がどの様に覆い被さっているか、苔が広がる様子を伝えて来ます…。

「私、何だか、気色が悪くって…。

でも何となく気になって、ハンドルにもたれて、ぼーっとしてるフリして、ずっと見てたの。

そしたらさ…」

人が乗ってることに気づいたんだ。それも、何人か…。

おかしいじゃない?

雨が降ってるわけでもないのに、

あんな奥の、それもとびっきり薄暗いとこで、

大人ばかりだと思うなぁ〜、まっすぐ前見て座ってるんだよ…。

妹は私から目を離すことなく、

ずっとニヤついた顔で話します。

「だからそれはさぁ、釣りに来たけど全く釣れなくて、

どうする今からとか話してて、寝ちゃったのかもしれないじゃない。」

と私が言うと、

「寝てないよ、絶対。」と

妹は答えます。

「そんな事なんでわかるのよ、あんた、その人達の顔まで見えてたの?近かったの?あんたのいた所とその車のあった所。」と聞くと、

「遠いよ。私は入り口すぐに停めたから、ちょうど対角線になるとこに停まってたの。

どうだろ。50メートルほど、離れてるかなぁ。

顔がしっかり見えたりする距離ではないや。」と

妹は答えました。

「だったら、どうして寝てないなんてわかるのよ。」

私がそう言うと、

「寝るんだったら、前に座ってる人間は、いくらかでも背もたれ、倒さない?

そうなると、前の人間はいくらか上向きになってるよね。

で、後ろの人間の顔が見えたりするじゃない?

そんなんじゃなかった。

直角だよ、直角!

ピシッとさぁ、背筋が伸びた状態で座ってるんだよ。」

妹はそう返して来ます。

「あんた、それは本当に人間なの?

それこそ誰かのイタズラだか、不法投棄のマネキンが乗ってるとかじゃないの?」

私は少し呆れた声で妹に言いました。

そんな私に、今度は妹が呆れた声を出して、

「お姉ちゃん…、その人達は前を見てたって言ったよね?ちゃんと聞いてた?」

……。

だから何よ?マネキンかもって言ってるじゃない。

分からないと言った顔をした私に、妹は、

「その車…、ゆっくり走り出したんだよ。

マネキンは、運転なんか出来ないよ。

前を見て、私が来たことに気づいて、車が運転できるのは、

サルでもマネキンでもなくて、

人間だけだよ。」

片方の口の端だけ釣り上げ、静かな声でそう言いました。

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全身に鳥肌が立ち、私は、頭の中でその場面を思い浮かべていました。

得体の知れない、遠目に見ても、釣り人に思えない数人が乗った車が近づいてくる…、

どうしようか、どうする?

考えてる間に距離が縮まる…、

心臓は、ドカッ!ドカッ!と、大きな音を立てていました。

私なら、鍵を閉め、ドライブに入れ、その場で知らん顔を続ける…、

なぜか襲撃されたらその時は…、

「私、気持ち悪いから、その車より先に駐車場から出たの。」

え?

私が頭の中で、グルグル思い巡らせていると、

妹は不意に、何でもないような声でそう言いました。

「だって、気味悪いもん。

先に逃げた方がマシだよ。

あの車、私がダムから出る間、後ろにチラッとでも見えることはなかったよ。

私が、あの駐車場出たから、元の場所に戻ったんだと思う。

私も、場所変えてまで、その車を見張ってたわけじゃ無いから、それからどうしたのかちゃんと知らないけどね。」

妹のその言葉に、私も少し怖さが薄れ、

「その人達、不法投棄とかしようとしてたんじゃ無いの?そこにあんたが来たから、あっちも驚いたのかもよ?」と言うと、

「だったらいいけどね。

近頃は、何捨てに来るか、分かんないからねぇ〜。」と、

また、少し、こわい笑顔で、妹はそう言いました。

私はまた頭の中がグルグルし始め、

と同時に、

何で妹は、今日ここに来たのかが、気になりました。

「あんた、何でここに来たの?」

そう聞くと、

「あの後、あの車、どうしたかなぁって思って。

もしかしたらまだ、いるんじゃ無いかと思って、見に行った。

あれから、どうなってるのかも気になってたし。」

あっけらかんと答える妹…。

まだいる?って、見に行こうなんて!

「危ないじゃ無いッ!どうするのよ、何かあったらッ!」

突然大声を出す私に、妹はビクッと肩を震わせ、

「何が?何が危ないのよ?」と

目を丸めて聞いて来ます。

「そんな、何しに来たのか分かんない車を、女1人で確認しに行くなんてッ!

やめてよっ!このダム自体が、あまり人気がないでしょうッ!襲われたらどうするのよッ!」

大声を出して怒る私を、妹は目を丸めたまま見ていましたが、

しばらくして、

「何で私が襲われるの?」と聞いて来ました。

私が

「あんたが言ったんじゃないっ!

近頃は何、捨てようとするか分かんないって!」と怒ると

キョトンと、

「何、捨ててると思ってんの?」と聞いて来ます。

私は、口にするのが嫌で、グッ!と口を閉じてしまいました。

そんな私を見て妹は、

あーー、と、理解したと言うようにうなづきながら、

「 人 を捨てに来たと思ったんだね?」と

言いました。

私は、それにも返事せず、

「とにかくもう、こんなことはやめて!

ちゃんと仕事してれば、こんなとこに来なくていいんだからッ!

どうしても、気分が乗らない日は、

せめてもう少し人気のあるところで、気分転換してよッ!

私ももう、仕事に戻るからっ!

あんた、私の前を走りなさいっ!

近くの住宅街に営業に行くから、あんたも一緒に来なさいッ!」

私はそれだけ言うと、妹の車を降り、自分の車に戻りました。

車に鍵を刺そうとすると、鍵を持つ手が震えていました。

「何を捨ててると思ったの?」

そう聞いた妹の声が、耳の中にこびりついていました。

『近頃は、何を捨てるか分かんないから…』

妹のその言葉に、私はすぐさま、ゴミでもペットでもなく、

人を連想しました。

それが怖くて…、

捨てられていたとしても怖くて、想像した自分も怖くて、

言いようのない気持ち悪さを感じました。

separator

それから、また、3ヶ月ほど経った、ある夜、

私の元に、所長から電話がかかって来ました。

夜に電話が鳴ると言うことは、

仕事が入ったと言うこと、

「お疲れ様です。にゃにゃみです。」と電話に出ると、

「明日、朝一で、警察。

7時半集合。よろしく。」と所長が言いました。

かしこまりましたと答えると、

「あのさ、今回、四件預かりだから。

警察が終わってから、うちになるから、段取りよく。」と

珍しく、指示を入れて来ました。

大きな事故かしら、

警察へお迎えに行くの初めてだなぁと思いながら、

これにもかしこまりましたと返事をし、

翌日、警察へのお迎えに所長と向かいました。

道中、所長から聞かされたのは、

4人の遺体が、会社近くにある市民体育館の駐車場で、

車の中で見つかった、と言うものでした。

犬の散歩をしていたご夫婦が、

他府県ナンバーの車が停まっていることを不審に思い、

警察に通報…。

車の中の状況、遺体の状態から、練炭自殺と断定、

警察収容になっているとのことでした。

『近頃は、何、捨てるか分かんないから…』

数ヶ月前の、思い出すこともなくなってた、あの時の妹の声が頭の中にねっとり、浮き上がって来ました。

その人達の捨てたものは、

命…

妹は、それを思っていたんだろうか…、

そんな事を考えながら、警察へお迎えに行きました。

警察に着くと、既に家族の方がいらっしゃり、

名前を呼び、

「起きてよぉーッ!なんでよーッ!」と、

置いていかれた悲しみを、ぶつけていらっしゃる所でした。

亡くなった方のお父様と思われる男性と警察の方が、

廊下で、書類を見ながら話していらっしゃり、

「まちがいないです。うちの車です。

息子が、親戚に譲ってもらいました。

紺色のセダン(実際は車名をおっしゃっていました)です…。」と聞こえて来た時、

なぜか妹の、こわい笑顔が頭の中に浮かび上がり、

目を瞑っても、消えてくれませんでした…。

separator

実際、妹が見た、ダムに居たセダン車と、そのセダン車が同じなのか…

そうであるなら、今更かも知らないが警察に伝えなければ…

私は妹に連絡し、今回お引き受けするお葬儀に関する連絡をすると同時に、自殺だったと伝えました。

それを聞いた妹は、やはり私の思惑通り、

数ヶ月前の出来事をさっと思い出したようで、

「どんな車?」と聞いて来ました。

私は車名しか分からないと言い伝えると、

妹は、

私もナンバーなどは分からないと言い

それと同時に、妹が見たセダン車は、自殺現場となった車両とは形が違う、別の車だとも言いました。

少し安心した私に、妹が、

「でも、あの車も、きっと同じ事をしようとしてたよ。

あの車だったか、今回だったの、たったそれだけのことだよ。

間違いない。でなきゃ、普通に生きてる人間が、

あんなに無機質で、歪に感じる訳ないもん。

本当に、気持ちが悪かったんだよ、あの車。

どこに行ったんだろうね、あの車…。

お姉ちゃん、人を捨てるのと、自分を棄てるのと、

お姉ちゃんは、どっちが酷いと思う?」

そう、聞いて来ました。

私は、

分からないと答えると、

「そうだね、私も分からない。

人に知られず、見つからずに死ぬ方法はないのかなぁ〜。」と、

独り言のように妹はつぶやいていました。

私はそれを聞いて、

これから先、妹は、自分を棄てようとする機会を得ることを、

なぜか心待ちにしているようにも感じられ、

なのになぜか、あの、こわい笑顔も同時に頭に浮かんで来て、

払拭できない、クニャクニャした気持ち悪い心待ちでした。

春先になると、この出来事を思い出し、

今でもまだ、拭いきれない気持ち悪さに纏わり付かれる…、

そんな思い出話でございました。

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