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短編1
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自由

ある朝、バスの中で視線を感じ見る。

知らない人と目が合う。

私は直ぐに目をそらす。決して周りを見ない。

こわいから。

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職場での話し声。

何を言ってるかは聞き取れない。

でもきっと私の事だろう。

聞こえない、聞こえない。

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黒い服きた人が沢山居る。

みんな下を向いている。なんだろう。

あの棺は?なんで中に私が居るの?

じゃあこの人達は、家族?思い出せない。

いいや、思い出したくない。この人達の事は。

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私は死んだ。殺した。どっちと言えば良いのだろう。

他人から見て死んだ。自分から見て殺した。というところだろうか。

そんな事より、私は自由だ。

そうだ、旅に出よう。大好きな海に。

深く、深く潜ってみよう。底から見上げた海はとても綺麗なんだ。

遠い遠い国にも行ける。楽しみだなぁ。

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とても切ないお話ですね。
どこか考えさせられます(´・ω・`)

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はじめまして🎐
私の筆名は玄(しずか)で、日本の伝統藝術や花柳界や怖い話に興味があるアメリカ人女性です。日本語を勉強していて、作家と翻訳家になりたいです。だから、ブログを始まります。翻訳の練習ために、英語話者のホラーファンに日本のアマチュアのホラーフィクションを伝わりたいです。私がブログから利益しなくって、趣味だけです。お宅の色々な話を翻訳して、伝わってもいいですか。元作者を認めますが、もちろんアノンもいいですよ❣

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