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長編11
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名付け親〜三〜

遂に静音の前に姿を現した化け物。

闘う事を選び、化け物と対峙する静音。

だが、その力の前に死を覚悟した静音。

その時、静音の窮地に駆け付けた一人の男性。

雫。

雫は静音を救う為、果敢にも化け物に闘いを挑んだ。

だが…。

依頼を終え、帰宅したサクラの目に写ったものは変わり果てた二人の姿であった。

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「ぎゃあ"〜!!」

「ええい!

何をしておる!!

ヤツを取り囲み、一気に仕留めるのじゃ!」

ここは、以前集会が開かれた西の大僧正が収める総本山。

そこには、怒号と悲鳴が飛び交い、正に地獄絵図その物であった。

サクラの家で、静音と雫を亡き者にした化け物は遂に、本拠地でもあるこの総本山へと姿を現したのだ。

「何故だ!

今までの報告では、あやつは必ず質問の返答次第で殺戮を始めた筈!

何故今は何も言わず殺戮を続ける?!」

大僧正が理解出来ないのも無理は無い。

化け物はこの地に姿を現した瞬間から、ただ黙々と殺戮を続けている。

だが、それには訳があった。

サクラの家で、静音が放った矢の匂いを嗅いだ化け物は、矢が放つ霊気から、自分を封印した当主二人と同じ臭いを嗅ぎとっていた。

そして、当主二人と同じ臭いを持つ静音を殺めた事で、自身の復讐は遂げられたものと思い、その目的を復讐から本来の目的へと変えたのだった。

だが…本来この化け物には目的と言うものが存在しない…。

言うなれば、その目に写る者を殺め続ける事だけが化け物の目的。

復讐を遂げた化け物が、この本山へ辿り着く道のりに、まるでゴミの様に捨て置かれた村人達の亡骸がそれを物語っていた。

「ひっ!」

辺りを逃げ惑う僧達の姿。

「臆するでない!

仏の力を信じ立ち向かうのじゃ!」

大僧正は逃げ惑う僧達に向かい、必死に呼び掛けるも、誰も耳を傾ける者はいない。

それどころか、逃げる最中に転んだ仲間の僧を踏みつけ、我先にと逃げ惑う始末。

「くっ…。

腰抜け共が…。」

大僧正は不甲斐ない若い僧達に苦言を発する。

「もうよい!

やつらでは話しにならん!

お前達が行ってヤツを仕留めてくるのだ!」

大僧正は自身の側近である五名の僧に告げる。

だが…。

大僧正の命に、誰も動こうとはしない。

「き、貴様ら!

儂の命が聞けぬのか?!」

側近に対し、怒鳴りつける大僧正。

そんな大僧正に対し、側近の一人が口を開いた。

「残念ですが、アレを相手に私達では何の役にもたちそうにありません。

むざむざ殺されに行く様なもの…。

それでも尚、立ち向かえと仰るのならば、どうぞご自身で行かれよ。」

そう言って側近の一人は部屋を後にする。

そして、それに続き残りの四名も次々と部屋を後にした。

「くっ…。

どいつもこいつも…。」

大僧正は、今も尚、悲鳴が響き渡る境内を見下ろしそう呟いた。

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小高い山の中腹。

木々が生い茂り、時折吹く風が、その木の葉を揺らし心地よい音を奏でている。

そこには丁度真ん中程に池があり、その池の中心は小さな陸地になっている。

そこにサクラが一人、しゃがみこんでいた。

サクラの前には小さな祠。

「静音?雫?

ここなら静かに眠れるでしょ?

静音?

向こうでもしっかり修行するんだよ?(笑)

雫?悪いけど、修行に付き合ってやってよね?(笑)」

サクラはその祠の下に、二人の亡骸を埋葬していた。

「じゃ、あたしはもう行くけど、二人だから寂しく無いよね?

またすぐに帰ってくるから…。

すぐに…。」

そう言って立ち上がるサクラ。

その表情は、先程までの穏やかなものではなく、全てを抑え込んだ様な凛とした表情。

サクラは山を降り、一度部屋へ入ると身支度を整えた。

支度が終わり、姿を現したサクラはいつもの軽装ではなく、透き通る様に真っ白な装束にその身を包んでいた。

これが、宿御一族、十六代当主の真の姿であった。

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「己!化け物めが!!」

その頃、本山ではその場に残った勇気ある少数の僧が、化け物を取り囲み、睨み合いを続けていた。

「お主ら…よくぞ残ってくれた!

必ずや我らには、仏がそのお力を貸して下さる。」

側近に逃げられ、観念した大僧正が遂に自ら境内へと姿を現した。

大僧正が自ら境内へと赴いた事により、その場に居合わせた僧達の士気が上がる。

「おぉ〜!

大僧正様が自ら!」

「勝てる!勝てるぞ!」

口々に歓喜の声を上げる僧達。

「そうだ!

我らはこの闘いにかならず勝…」

シュバッ!!

?!

大僧正が僧達に答え、言葉を発したその瞬間…。

先程まで、歓喜の声を上げていた僧達が、一瞬で物言わぬ肉塊となり、地面へ崩れ落ちた。

「あ…あぁ…」

大僧正はあまりの恐怖に腰を抜かし、その場から逃げようと必死にもがいている。

そんな大僧正を嬉しそうに見ながら化け物が近づいて来る。

「や…やめろ……た助けてくれ…!」

大僧正は必死に助けを求めるが、もうこの場所に命ある者は一人もいなかった。

?!

這うようにその場から逃げようとする大僧正の足を化け物が掴み、ズルズルと引き摺っていく。

「やめ"ろ"〜!

た…たのむ"!たすけてくれ!」

大僧正は引き摺られながら、化け物に対し命乞いをする。

化け物は大僧正を境内まで引き摺ると、大僧正の体を仰向けに転がし、顔を覗き込む。

そして、ゆっくりと口を開いていく。

「あ"っ!あ"〜!!」

大僧正は、化け物の大きく開けられた口の中を見て悲鳴をあげた。

そこには、先程までの落ち着きも威厳も何も無い。

ただ、迫り来る死の恐怖に怯え、涙を流す一人の人間。

「おい!」

?!

突然、聞こえた声。

そしてその直後、凄まじい衝撃を受け、吹き飛ばされる化け物。

突然吹き飛ばされた化け物は、地面へ落下後もその勢いが止まる事無く、まるで交通事故にでもあったかの様に、地面を転がり続け、地中から顔を出す大きな岩へと激突し、やっとその身を止めた。

「お…おぉ〜…。

お…お主…お主が儂を助けてくれたのか!」

死を免れた大僧正の傍らに佇む一人の女性。

真っ白な装束に身を包み、その目は倒れたまま動かぬ化け物をじっと見つめている。

「よくぞ…。

よくぞ参った。

さぁ、お主の力であやつを討つのじゃ!

二人の仇を討て!」

大僧正は先程までの態度を一変させ、サクラをけしかけた。

「消えろ…」

サクラが呟く。

「そ、そうだ!

あやつを消してしまうのだ!

大丈夫、お主なら出来る!

殺された二人の無念を今こそ晴らす…」

?!

ゆっくりと大僧正へと視線を移したサクラ。

その目を見た大僧正の体は途端に激しく震え出す。

喜怒哀楽、一切の感情を感じさせぬ無の表情。

だが、その瞳の奥に秘めたる、言い知れぬ程の怒り。

大僧正の体はそれを本能的に感じ取ったのだった。

「あんただよ?

じいさん…」

サクラは突き刺さる様な視線を向けたまま大僧正に言う。

「何を言う!

我らは共に闘う仲間では…」

?!

ボゴッ!

尚も食い下がろうとする大僧正を、サクラがその拳で黙らせた。

「ベラベラとうるさいんだよ…。

あんた…殺すよ?」

「アガガ…」

大僧正ほサクラの一撃により、顎の骨を砕かれていた。

?!

サクラが突然、化け物へと振り向きその手で何かを掴んだ。

黒く長い髪。

それがサクラの手に握り絞められていた。

何時の間にか、その身を起こしていた化け物が、自らの髪をサクラへ向かい、鞭の様に叩きつけていたのだ。

髪を握るサクラの手から、血が滴り落ちている。

「へぇ〜。

切れ味の良い髪だねぇ。」

ブチっ!

サクラはそう言うと、両手で髪を掴み、引きちぎった。

「あんた復讐したいんでしょ?

その復讐、まだ終わってないんだよね。

あんたが殺ったのは、あたしの弟。

あんたを封印した、宿御一族の現当主はこのあたし。

分かる?」

ここまで、ニヤニヤと嫌な笑みを浮かべていた化け物だったが、サクラの話を聞いた途端、その表情が変わる。

髪は宙を舞う様に広がり、その顔は沢山の脈打つ血管で埋め尽くされていた。

「理解したみたいだね。

あんたの復讐はこれからなんだよ。

そして…。

静音と雫を殺られたあたしの復讐もね!」

パンっ!

?!

不意にサクラが手を打った。

渇いた音が辺りに響き渡る。

それと同時に、サクラと対峙する化け物の両腕がゆっくりと持ち上がり、体の自由を奪っていく。

「ギギギギ…」

化け物は体を動かそうと必死にもがく。

「まさかその程度で動けないなんて事ないよね?」

サクラは化け物に歩み寄りながら言う。

そして。

ボンっ!

?!

化け物の眼前までその歩を進めたサクラが、その両掌を化け物の腹部にそっと宛がうと、化け物の背中辺りが、まるで爆弾でも仕掛けられた様に吹き飛んだ。

ボンっ!

間髪いれずに化け物の右側頭部を吹き飛ばす。

ボンっ!ボンっ!ボンっ!

両腕、左足と次々に化け物の体を吹き飛ばして行くサクラ。

その表情は氷の様に冷たく、自らの体に大量に降り注ぐ返り血にも何の反応も見せない。

そんなサクラは、体中を吹き飛ばされた化け物を見て笑みを浮かべると背中を向け、少し離れた岩へと腰をかけた。

そんなサクラを、憤怒の表情で睨む化け物。

体中の至るところを吹き飛ばされ、辛うじて立っている状態の化け物は、それでも尚、動きを取り戻そうともがいている。

「痛い?(笑)

術で受けた傷だもんね?

あんたら化け物でも痛いよね?(笑)」

サクラは化け物に話しながら、クスクスと笑っている。

「再生くらいできんでしょ?

さっさとやったら?

待っててあげるからさぁ。

治ったらまた吹き飛ばしてあげる(笑)」

そう言って笑うサクラの前で、サクラの言うように化け物の体が徐々に再生を始めていく。

そして。

ジャリ…。

再生により、欠損部を取り戻した化け物が、それと同時にサクラの縛を解いた。

怒りを露にする化け物と、岩に腰掛けたまま動かぬサクラ。

?!

暫くサクラを睨みつけていた化け物が一気にその間合いを詰めた。

間合いを詰めた化け物は、何時の間にか長く鋭く変化を遂げた爪で、サクラの顔を切りつける。

「この手?

この手で静音や雫の顔を傷つけたの?」

化け物の腕を掴み、サクラが言う。

サクラを切り裂かんとする化け物と、それを止めたサクラが睨み合う。

ボギッ。

?!

「やめた…。

あんたの顔見てるとイライラする…。」

サクラは握り潰した化け物の腕を振り払い言う。

そしてゆっくりとその場に立ち上がった。

化け物は立ち上がったサクラに警戒し、少し距離を置く。

何故かその顔はニヤついている。

そんな化け物に向かい、歩を進めようとしたサクラの体に痛みが走る。

「へぇ〜。

やるじゃん…。」

化け物に歩み寄ろうとしたサクラ。

その体に、何時の間にか化け物の髪が巻き付けられソレがサクラを締め付けている。

「ネェサン…ネェサン…ネェサン(笑)」

?!

自らの髪に締め付けられ、白い装束を赤く染めていくサクラを見ながら、化け物が嬉しそうに言葉を発した。

「ネェサン…ネェサン…ネェサンゴメン…ゴメン…ゴメン…ゴメン…」

幾度も同じ言葉を繰り返し、ヒヒヒと下品な笑い声をあげる化け物。

サクラは下を向いたまま動かない。

そんなサクラを嘲笑うかの様に、同じ言葉を繰り返し、ギリギリとサクラの体を締め付ける化け物。

そして。

「オマエノオトウトハ、イイヒョウジョウヲシテオッタエ(笑)

ネェサン…ゴメン…ゴメン…。

ヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒ!」

?!

化け物が笑うのと同時に、その首が捻曲がる。

「ギギ!」

そのまま地面へと叩き付けられ頭を強く踏まれる。

あまりに突然の出来事に、何の抵抗も出来ず頭を踏みつけられた化け物。

そして、頭を踏みつけられながら、その目だけを上に向けた。

?!

遥か昔から存在し、あの忌まわしい術者二名に出会うまでは、他の妖共にも一切干渉される事無く己が思うままに人を殺め続け、非情の限りを尽くして来た化け物が、この時初めて一人の人間に恐怖した。

化け物を見下ろすサクラ。

その顔は変わらず無表情。

だが、化け物を見つめるその目…。

それはもはや人の物とは思えぬ程、憎悪に満ちていた。

そして、化け物が更に恐怖したものは、サクラの背後にはっきりと見える鎧武者。

その力を感じとった化け物は、瞬時に己の敗北を悟った。

そこからの化け物は、もう恐怖でしか無かった。

その体は抵抗する事を完全に止め、小刻みに震えている。

そんな化け物に対し、頭に乗せていた足をゆっくりと上げるサクラ。

ドン!

持ち上げた足を再び化け物の頭へ下ろす。

ドン!ドン!ドン!ドン!ドン!

それは、何度も何度も繰り返された。

幾度となく踏みつけられた化け物の頭が地中に埋まると、サクラは髪を鷲掴みにし、地上へ戻すと又、踏みつける。

そして化け物の頭が潰れ、原型を留め無くなった頃、サクラは髪を掴み、化け物を放り投げた。

力なく宙を舞う化け物。

傷の痛みと、サクラに対する恐怖で、すぐにでも殺して欲しいとさえ考えていた。

だが、自らの再生能力により、それすら叶わない。

いや…サクラが死なない程度にその力を抑え、化け物を追い詰めているのかも知れない。

宙を舞った化け物は地面へと落ち、動かない。

ドン!ドン!ドン!ドン!ドン!

そんな化け物に対し、馬乗りになったサクラが今度は拳で殴り続ける。

ドン!ドン!ドン!ドン!ドン!ドン!ドン!

再び地中に埋まっていく化け物の頭部。

ドン!ドン!ドン!…ペチ…ペチ…ペチ………。

不意にサクラの拳から力が無くなり、その動きが止まる。

ポツ…。

化け物の潰れた顔面に落ちた雫。

静音も雫も、人外の者を相手にする事を生業として来た。

それは常に危険と隣り合わせであり、最悪の場合、その命さえも失ってしまう。

だが、この世界に身を置く以上、それは特別な事では無く、寧ろ敵に命を奪われる者は、未熟者の証しとして、誰もが覚悟を持っている事である。

サクラも勿論、その覚悟を持っている。

一族の当主として、他の者よりも更にその覚悟は強固な物だろう。

それ故に、静音と雫、二人の遺体を前にした時、サクラは涙一つ見せなかった。

それがサクラの覚悟であり、命を落とした二人の覚悟でもあった。

だが…。

ポツ…ポツ…。

次々と化け物に降り注ぐ雫。

一人の術者として、一族の当主として、ここまで必死に抑えつけて来たサクラの覚悟が崩れた瞬間だった。

一度流れた涙は止まる事無く、次々と溢れ出してくる。

そして、遂には声を上げ、その場に泣き崩れるサクラ。

サクラは暫く声を上げて泣き続けた。

そして、その声が止んだとき、サクラはゆっくりと立ち上がった。

「あんたは殺してやらない。

ずっと一人暗闇で生き続けろ。」

サクラはそう言うと化け物を引き摺り、寺を後にする。

行き着いた先は、静音と雫が眠る山の中腹。

そこでサクラは化け物を石碑へと封印する。

封印を終えたサクラは、池の中央に建てられた、二人が眠る祠へと足を運んだ。

「ただいま。

全部終わったよ…。」

二人に報告するサクラの目が潤む。

パン!パン!

「ダメダメ!

あたしもまだまだだね(笑」

自らの頬を叩き、笑って見せるサクラ。

「あんた達の敵は討ってやったよ。

後はゆっくり休みな。

あたしは一人になっちゃったけど、此処にあんた達がいるから大丈夫!

………………。

じゃ、また来るね。」

そう言って祠に背を向け歩き出すサクラ。

心地の良い風が辺りを包む。

何かを吹っ切った様なスッキリとした表情を見せるサクラを優しい風が包む。

「姉さん(笑)

サクラ(笑)」

風が吹き抜けて行く時、サクラの耳にははっきりとそう聞こえた。

Concrete
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ふたば様。

また無限ループ?!Σ(゜Д゜)
それだけは!それだけはご勘弁を!m(__)m

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セレ―ノ様。

ほぅ〜(笑)

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むぅ様。

設定が二十代なんで流石にトメは(笑)
それに、雫が付けた名前ですから…。

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はと様。

ありがとうございます。
切なすぎますよね〜(T-T)
これから一人…。
悲しすぎる!

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りりぽょ様。

涙して頂けましたか(笑)
本当はもう少し、サクラに傷付いて貰う(心に)内容にする予定だったんですが、それでは余りにも悲し過ぎるので変えちゃいました(笑)

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前回も今回も泣かされました(T^T)笑っ

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よ〜ちゃん様。

最後まで読んで頂きありがとうございますm(__)m
私はいつも強すぎる主人公ばかり描いてしまいます(^^;
でも、よ〜ちゃん様が言われる様に、強すぎるが故に。
みたいなのが好きなんですよ。
この話上では、化け物が封印され、人々にとってはハッピーエンドなんでしょうけど、サクラにとってはハッピーエンドとは絶対に言えない。
当主として気丈に振る舞っていてもサクラも人間。
表情がおかしいかも知れませんけど、こういった影がある人物って格好良く感じませんか?
私はこういった人物が物凄く格好良く思います。

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珍味様。

そ、それで?!Σ(゜Д゜)
え、え〜と…(^^;

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月舟様。

そんないいもんじゃないですよ!(笑)
いつもいつも最後まで読んで頂き、コメントまで…。
本当にありがとうございますm(__)m

ここで突然ですが!!

次回予告!!!

………………。

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