以前に「鉄道に関わる怖い・不思議な話①」を投稿したものです。
何気なく投稿しましたが、予想以上に多くの人に閲覧していただきとても嬉しかったです。
私の身を心配したコメントもいただき、ありがとうございました。今のところ、私自身恐怖体験などはしてませんし、体調に変化もありません。
今回も私が先輩の乗務員から聞いた鉄道に関わる怖い・不思議な話をしようと思います。
数年前のことですが、先輩はお客さんから苦情をもらったそうです。
内容は「運転室の助手席に子供が座っているのを見た。サービス面・安全面的にも良くないのでは・・・」というものでした。
先輩は乗務員室に子供を入れたことはありませんし、私たち乗務員は、乗務員室にお客さんなど関係者以外の人をを入れてはいけない、と教育されています。
その時は、お客さんの勘違い、見間違い、ということで話が落ち着きましたが、数ヵ月から数年に亘り、他の車掌にも同じような苦情・意見が届きました。
さすがに異常に思った上司が調べてみると、苦情が届いた列車が全て同じ車両番号だったことがわかりました。(鉄道車両には全て車両番号が振り分けられており輸送指令や車両基地の人が管理しています)
さらに調べてみたそうですが、件の車両が子供を撥ねた記録はなかったそうです。しかし、かなり古い車両で日本各地から転属してきた車両の1つのようで、もしかしたら・・・と言っていました。
その後、お祓いをしたのか、件の車両が廃車になったのか、子供の目撃情報はなくなったそうです。
話は変わりますが、人身事故があった車両に御札が貼ってあるという話を聞きますが、大半は安全祈願の御札のようです。
今回は短いですが話は以上になります。最後まで読んでいただきありがとうございました。
作者黒糖のど飴