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短編2
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投稿呪詛

これは最近の話だ。Twitterのとある小説投稿同好会の某メンバーで飲み会をした時の話。

「最近あのスレッドさぁ滅茶滅茶に荒らされてないか?」

「うーん?別に?」

「そういやそうかなぁ?」

「そうか?昔からあんなもんだろ?」

「いーや!絶対に組織的に荒らされてる!今のあのスレの状況は絶対におかしい!」「人増えたもんねー変なのも多いよねー」

「だからそんなレベルじゃねーんだよ!」

話は続く。

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そいつの話を要約すると「特定人物の投稿が集団で叩かれたり脅迫されたり等の粘着荒しの標的になるといものだった。」

「オマエそれ何番目のスレの話だそれ?」

「だからパートxxxの○○○の・・・」

「ああーあれオマエが投稿したの?」

「うん」

「別に荒れてなかったよな?オマエの話は無視されてたけど・・・」

「マ?とりあえずまとめサイトとかで確認してみ?」

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「・・・」

「おいおい荒しなんて居ねーじゃねーか?嘘つきが!」

「そんな!確かに意味不明な誹謗中傷とかされたり、根拠も無くアフィ厨扱いされたり熾烈な下ネタとかで埋め尽くされたり・・・」

「はいはい、自意識過剰w自意識過剰w男生理男生理wどうでもよくね?豆腐メンタル勘違いおっつー」

「はいはい、解決!次の話題!」

「聞けって!」

「だいたいいっつもさーおまえの作った話ってあんま面白くな・・・」

ガタゴトゴトガターン!

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「何だてめー!」

「このやろー!」

「何しやがる?」

乱闘だ。

この同好会ではさ程珍しくは無い。

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投稿なんて辞めてプロレスラーにでもなれよって思う位見事なそいつのパイルドライバーが決まり相手が気絶する。

俺が濡れおしぼりを絞って気絶したメンバーの介抱している時もまだそいつと他のメンバーとの言い争いは続いている。

「ふざけんな!テメー俺達殺す気かよ!じゃあこっちもオマエ殺す気で言うがな!これAさん(同好会の一人で会では唯一の霊感持ちとして人気者。怪談好きだが心霊スポットには絶対に行かない事でも有名)に口止めされてた事だけど、呪詛されてんの別にオマエだけじゃねーから!」

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「呪詛?なんの話だ?」

「オメーみてーな糞ツマンネー話いくつも投下した馬鹿は漏れなく悪霊飛ばして壮絶に叩かれてる様に錯覚させるスゲー呪詛2chに仕掛けて貰った凄い人が居るんだよ!その手のプロに依頼してな!オマエみてーな勘違い系荒らし野郎に良スレ潰されねー様になぁ!」

「はぁ!?つまり何か?ははは・・・・・ははっはははっはははははははおいおいふざけんな!俺の話がツマンネーだと?はははははははは!なんだよ!それ?何なんだよ」

そいつは狂った様に笑い始めた。

そしていつまでも笑い続けた。

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以来そいつが同好会に顔を出す事は無くなった。

でもまあ同好会の喧嘩は無くなって平和になったよ。(^_^)

Concrete
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