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その日の夜、いつものようにお母さんが布団を床にひいてくれて、枕を置いて寝ようとしていました。
私は布団にはいり、お母さんは電気を消しテレビも消しました。
「(私の名前)~明日も学校やから早く寝ぇや。」
「うん。寝るよ~。おやすみ!」
「おやすみ。」
この会話を終えて、10分後でしょうか。変な気配を感じたのは。横に向き目を瞑(つむ)っていると、背中の方から目線を感じたんです。
(お父さんが居るのかな?)と私はくるっと、襖が開いている通路側の方に寝返りをして、目を開けました。すると、そこには白い服を着た髪の長い女性が正座をして、こちらを見ていたのです。
お母さんが電気やテレビを消していたので顔は良く見えませんでした。でも確かにそこに白い服をきた女性が居たのです。
わたしは(見てはいけない)と布団を頭まで被りお母さんの方へと寝返りしました。
そして、お母さんの背中を叩き無理やり起こしました。
「どうしたん?」
「早く電気つけて!!」
「え?電気?」
「早く!」
お母さんは立ち上がり、電気をつけてくれました。
私は恐る恐る、頭に被った布団をどけて通路側の方へと顔を向けました。
しかし、そこには白い服を着た女性はもういませんでした。
「どうしたん?急に...」
「そこに、さっき白い服の女の人が...」
「おらんやん、、」
それ以降、その女性を見ることはありませんでした。
あの女性はいったい誰だったんでしょうか。
謎に包まれたままです。
shake
作者SnowRin
この話を読んでくれた方ありがとうございました。
この話は実際に、私が小学校3年生くらいに体験した話です。
うちの家では家族全員、心霊体験をしており、のちのち沢山の心霊話を投稿したいと思います。
これからも、SnowRinの事よろしくです(*´ω`*)
ちなみに、これがはじめての投稿です!