暑いですね。連日。お盆ということで僕が今年のお盆で体験した怖い(?)の話をしたいと思います。
(?)としたのは読む人にとってはそうでないかも知れないからです。
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さて、本題に入ろうと思います。僕の家では迎え火を焚いてお墓にお参りした後、家にある仏壇でも手を合わせます。生前近所の人気者であった祖父母に線香をあげたので、仲良くしてくれていた近所のお爺さんお婆さんも来てくれました。
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集まってくれた人を数えると家族以外で5人でした。僕は客人を仏壇のある部屋へ誘導する役割であったため、廊下の脇に立ち「どうぞ、あちらへお願いします」と声をかけていました。
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その時のことです、違和感がありました。1人ずつ「ありがとうございます」とお辞儀しながら案内していたのですが、5人目が通った後に裸足で通り過ぎる人がいました。他の家族たちはすでに部屋で座布団を敷いたりお茶を出したりして準備している状況でした。
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『だれなんだ?今のは』と不審に思いながらもお客さんに迷惑をかけてはいけないのでみんなで拝み終わるまで平気を装いました。
お客さんが帰った後、父や兄に「お客さんは何人だった?」と聞いたら口を揃えて「5人だった」と言いました。
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そんな話をしていると、別の兄弟が「線香多くない?」と言ったのが聞こえました。
作者やみぼー