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短編1
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なにか

・・・とんとんとんとんとん

まただ。誰かが下りてくる。

・・・とんとんとん

・・・とんとんとんとん・・・

あと一段というところで、また、階段を上っていく。

子どものころから昼夜問わずに聞こえる足音。

父には聞こえない。

大人になってから弟も聞こえていたことを知った。

もうあの実家はないけれど。

私たち以外の誰が住んでいたんだろう。

Concrete
コメント怖い
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シンプルに怖いと想像力をかき立てられます。

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