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この話は5年くらい前の夏の夜に体験したお話です。
当時現場が遠かったので帰るまでに2時間くらいかかってしまい家に着くのは21時頃が多かったなと思い出します。
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あと少しで家に着く頃、地元の近くの神社でお祭りをしていました。
そう言えば何日か前の昼間その道を通ったとき提灯などを電柱に吊るして準備してたなと思いました。
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家族連れやカップルが何組か歩きながら浴衣で神社への道を歩いていました。
あー・・・夏だねぇ!とかみんな楽しそうでいいなぁ・・・とか色々思いながら車を走らせていると視界の下のほう(歩道部)に奇妙な動きをする何かに気がつきました。
ん!?と思いブレーキを軽く踏みながらその何かを見てみました。
shake
え・・・これ何?はい?嘘でしょ?
それは地上から30センチくらい浮いている
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生首でした・・・。
ちょっと待ってよ!なんで誰も気が付かないの?足元・・・!足元・・・!
これが最初に思った事です。
目の錯覚かと思い目を思い切り閉じて見直してもそれはいました。
髪の毛はショートカットくらいで顔の大きさは子供くらい、性別はわかりませんでしたが横顔は生気が無くこの世のものとは思えませんでした(目も鼻も口もはっきり見えました)
動きが独特で説明しようも無い、言葉で表せないような小刻みに上下左右に動き、浮きながら神社へ向かっていました。動きは速かったです。
今も思い出すと鳥肌が立ちます・・・。
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神社を少し過ぎた場所に信号があり赤信号だったので止まりながらカーブミラーでその生首を見ていると神社の鳥居のある階段をスーっと上っていき屋台などが出ている明かりの中へ消えていきました。
作者タルラス
文才が無いですがよろしくお願いします。
実話です