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短編2
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風呂場

これは私(男)が中学生の時の話です

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私の実家は二階建ての一軒家です。

テレビは一階のリビングにしかなく好きな番組を観るには、親が2階に行って寝てからしか観れませんでした。

ただその時間は毎日の楽しみで好きな番組を観て楽しんでました。

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私はいつも好きな番組が終わったら、風呂に入り寝るのがルーティーンみたいな感じでした。

風呂場では湯船に浸かりながら思い出し笑いをしてたり、鼻歌歌ったりしながら体を洗いそして楽しいまま寝る。

これが当時の生き甲斐みたいな感じでした。

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そんなある日、いつものように番組を観終わって風呂場に行き湯船に浸かってました。

その日は番組が面白く思い出し笑いをしながら湯船に浸かっていたら、急に風呂場で

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「ギャーーーーーー!」

と風呂場に叫び声というか断末魔の様な声がが響き渡りました。

突然の事で私は湯船で硬直して動けなくなりました

私は「ヤバイヤバイ動けないどうしよう」と思ってました。

叫び声が聞こえた場所は今でも覚えてますが

風呂場と廊下の間の壁からはっきり耳鳴りするくらい聞こえたんです。

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私は焦りに焦って風呂から上がり体も拭かず猛ダッシュでリビングに行きました。一応パンツは履きました

その時リビングには母がいたのであの叫び声のデカさなら絶対聞こえたと思い。

「今さっき女の人の叫び声聞こえたよね」と母に聞いても

「は?なんのこと」と言われ、ますます怖くなりその日は親に頼み同じ部屋で寝てました。

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それから数ヶ月経ったころに、今度は妹と母がいる時に叫び声の話しをしました。

すると妹が

「あ、それ私も聞いたマジ怖すぎて体拭かないでそのまま服着て寝たわ!」と言ったので

私が

「その叫び声どの辺から聞こえた?」と聞くと妹は

「あー風呂場と廊下の間の壁」と言われました

ただ私と妹の2人は叫び声を聞いたのもその一回キリでしたが、実際体験しないと分からない叫び声でした

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きっと人が殺される直前はあんな叫び方をするのだろうと

今では風呂場で一人で笑うのはトラウマです。

Concrete
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