乳首

ノラの身体の話

ノラは、３２の頃にウツと診断された。

後に分かるが、ウツでは無くソウウツだった。

それが関係しているのかは、分からない。

中学の頃、思春期に良く有るらしいが、乳首がかゆかった。

風呂上がりに、カユクなり爪でかいてたら、取れたんた。

本当に皮一枚で、プラプラと。

「ウワッ」取れた。

痛みは､ほとんど無くプラプラしてる

取れた乳首のあった場所は、キレイにタイラだった

ノラは、男だから女性の様に母乳もあげないし、片方無くても余り困らない

冷静だった。

少し考えた結果、答えは

「元もと有った物だから、有った方がいいカモ」

とりあえずテープで止めよう。

翌日の入浴後にテープを取ってみた。

くっついてる

ちゃんと、くっついてる。

指で押してもハガレない。

「こんな物かな」くらいの認識だった

２０歳の頃もカッターで謝って指を２cm程切った時も傷口を５分くらい引っ付ける様に押さえた

やはりくっついた。傷跡も無くキレイに。

それが普通だと思っていたんた。

それから何年か後、仕事仲間のアキがカッターで、4cm程切ってしまった。

ノラ

「今ならくっつくから指で押そうか？」

アキ

「くっつくかよ！とりあえず消毒持って来てよ！」

ノラ

「事務所で、やった方が早い、事務所いくぞ」

アキ「だな、でも１人で大丈夫だから、、」

仕事終わりに事務所で、アキが仕事仲間に聞いていたみたいだ。

社長に、言われた。

「同僚が、ケガした時くらいはフザケルナ!!

もう少し考えてモノ言え！」

ノラ

「いや、カッターの小さな傷くらいなら五分ひっ付けとけば治るでしょ？」

ノラの言葉に社長は、明らかに怒っていたがノラにとっては、本当の事だしソレが当たり前だと思っていたから無視して帰った。

その頃は、ガラケーだった。

社長の事で、すこぶる不機嫌なノラは、パソコンで調べた。

乳首　くっつく　で検索、、、

やはり有った、

でも一般的では、無かった。

体質的な物らしい。

ノラの常識が、間違っていた事に気づいた。

翌朝、社長に朝イチで謝り、ノラの傷や乳首の話しもした。

社長は、笑いながら

「ノラ、お前トカゲかよ！！でもケガしたら消毒はしないとな！！」

その後、友人達にも聞いて見たが、そんな経験も話しも聞いた事無いだった。

単に血の固まる力の優劣と言うか、強弱だと思います。

そう言う人の代表みたいな人が、第二次世界大戦の日本兵にいました。

元々、体の傷は異常に早く治り、2回くらい心臓停止しても復活。

傷口は、火薬で燃やして消毒。

無事に生還しています。

ランボーよりダイナミックな方です。

では、この辺で失礼します、　　ノラ