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「ビビル君」改
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仕事の条件が悪過ぎて兵庫の姫路で働いてる友人T君の派遣会社へ転職した。
T君とは、会うのも久しぶりで、飲み過ぎて2日酔い。
2日酔いのままT君の紹介で、人材派遣会社へ、翌日から働く事になった。
シフトは、二交替でシフトも、アパートもT君と同じだった。
まぁ、クーラが無い以外は文句は無かった。
しかし、扇風機を全開しても暑かった。
T君と同室になった日、寝る前にベランダから誰かが歩いてくる足音がする。
雨が降った後に、晴れた後に出来る乾燥したコケが割れる音が「パキッ、パキッ」とT君の部屋のベランダの方からノラの部屋に向かってくる。
酔っていたのもあった、T君がノラを脅かそうとしてるっぽいので無視して眠りについた。
ビビル君に、昨日のベランダの件を聞いたが「 アホか?」と言われ、気にしなかったんだょ。
同室になり2週間たたないくらいに、T君が金縛りに会うと言い出した。
T君が霊感が有るなんて知らないオイラは、「フーン」と他人事だった。
日に日に金縛りの回数が増えていたらしい。
ある日の夜中の2時頃、オイラの部屋の引き戸をT君が、勢いよく「 バンッ」 っと開いた!!
ノラは飛び起きたょ!
「T君はホモ??」 思いっ切り殴ろうとすると、
T君
「蛍光灯が目の前にあった!!」
「金縛りに会った!!」「持ち上げられた!!」
「あの部屋は、マジで無理!ベランダ側に引きずられる!!」
(泣)が入ったT君は、マジでビビっていた。
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そんな訳で、狭い部屋に2人並んで寝ていたが、女ならまだ分かるが、男と相部屋は流石にキツイ。
しかも、T君は仕事から帰っても風呂に入らない。
理由は、言わない。
結局、ノラが幽霊部屋に行く事になった。
本当に嫌だけど部屋を交代した。
ヤッパリいい感じは、しない。
でも霊感ゼロのノラには、全く何も起きなかった。
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そんな、感じで2ヶ月くらいたった昼勤の昼休みに、工場の上から仕事仲間の1人が窓に指を指して、「アレ見てみ?」
指を指した10キロくらい先には、斜めになって建っているマンション?
ノラ
「 あんなに斜めになってたら危なくないか?」
笑う仕事仲間。
ノラ ???
仕事仲間「 笑う意味が分からん?」
「 あれ、お前らのアパートだょ」
ノラ「 はぁ?」
仕事仲間
「お前らが住んでるアパートは、おばちゃんやら若い人が何人も飛び降りてる、自殺で有名なアパートだょ」
仕事仲間には、T君の件は言ってない。
柔道の段持ちでケンカも出来たT君が、ビビルには充分に納得いく話しだ。
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安い寮は、御用心 ノラょり、、、
作者サンタ…まりあ
特に無いです。
ケド投稿はしてみると案外難しいデモ楽しいです。