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中編4
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変わる人 (精神編)

ノラです。

寝付けず投稿しますね。

今回は、「人」

私の良く聞くラジオパーソナリティが、幽霊ヨリ人が一番怖いと断言していました。

ノラも同意見です。

霊は、実体が無い分よっぽど強い念?が無いとほとんど無害ですよね...

(まぁ、霊感無いんで、ほとんど害無しです)

トコロが、(人)は、かなり厄介です。

実体が有る。

ノラも、含めて同年代の精神的に病んでる人数が多い

分かるだけで8人超えてます。

その内のヤス君は、被害妄想が入り、夢で見た事が現実だと思い込む「被害妄想」

ヤスは、昔仲間にリンチされた。

友人の結婚式で殴られた等、最初は、「まさか!? 本当か!?」と周りに聞いて回るが、そんな事実は無かった。

終いには、

「オレは、昔から霊感が有った」

イヤイヤ、

「小学から知ってるけど、そんな事、初耳」と色々と面倒くさい状況になって行きました。

情に厚い友人は、気晴らしにとドライブに連れ出します。

夢は、夢で現実では無いんだと説得してました。

ヤスの親は、お祓いや神社に連れて行ってた様です。

今も昔も変わらず他人の目を気にして、精神科に連れて、行くのは、何かやらかした後です。 

(心療内科は、医師免許有れば医大で、勉強して無くても簡単に開業出来るので、ヤブ医者が多い)チョイネタ

私は、ヤスに「精神科に行けょ」と言いましたが.連れて行くまでは、しませんでした。

一応、両親にも会い精神科の受診を勧めましたが、(ストレスが溜まってるだけだ)とスナックに呑みに連れて行かれる始末でした。

(こりゃー駄目だな、ヤスには悪いけど、それ以上は、無理だな、諦めた)

その後、私は、県外へ就職。

ヤスが被害妄想で、暴走するまで1ヶ月もなかった。

1人住まいの一軒家は、落書きだらけ

通ってた知り合いのスナックの壁にはスプレー缶で(ストーカー止めろ、シネ等)落書きが酷かった。

犯人は、ヤスだと直ぐにバレた

ヤスは、チョクチョク1人で店に来ていた。その際、呑んて裏口から帰ったり、色々と暴言も吐いてたらしい。

ノラ達の友人だからとオーナーは、警察には届け無かった。

情に厚い友人の家にも落書き。

友人から電話で、車、スナックの件は聴いていましたが、私は県外。

友人には距離を置けとしか言え無かった

(そうか、、、)と電話を切る友人。

それからヤスの話しは、聞かなくなった

半年後、地元に帰ってきた。

友人達と呑む機会が何回か有った。

ヤスの事は、誰も知らなかった。

家にもいつ行っても居ないらしい。

少し気になるが、実害に合うのは、勘弁なので、そのままだった。

2ヶ月後、TELが鳴る、出でみるとヤスだった。

驚くほどマトモだ。

ヤスは、病院に強制入院していたらしい

住んで居た家のリビングで、ゴミを燃やしたらしい。

ノラ「自分の家の中でキャンプファイヤーかよ!!」

ヤス「だよなぁ」(笑)

隣の住人が、煙に気づき警察に通報〜玄関も居間のガラス戸も鍵が掛かっていた為、ガラス戸を割り警察突入!!

逮捕の流れだったらしい。

病院での生活、逮捕後の話しが聴きたかったので、呑み会すると約束した。

呑み会の日、TELした感じマトモだったので、楽しい呑み会になるハズだった。

自分は、少し遅れて店に入る、、

ヤスは、ボウズになっていた。

ノラ「髪きったん?」

ヤス「ハゲて来たから!!」

皆、爆笑!!

警察での事情聴取のやり取り

(何で火を付けた?)

(ダイジョーブ、水を出せる

手から水も出せるし、気も出せる)

警察(放火した理由は?)

(ゴミは燃やさないと。でもねドラクエ作ったのは、オレだょ!!特許もある!!)

こんな、やり取りしたらしい。

警察も楽な仕事じゃない。

翌日、強制入院(笑)

入院中の話しは、やはり皆興味深く淡々と聴いていた。

檻に1週間いたらしい。

薬を飲み2日目に落ち着き、1週間後は普通の病棟に移った。

病院から出たのは、入院から半年後だった。

ぼぅほぅと相づちを打ち聴いていた。

皆「良くなって良かったな!」

「もぅやるなよ!!」等々

ヤスは、笑いながら、こう言った。

「あの後にノラの家も燃やそうと思っていたんだよぉ、アハハ!!」

ノラ「ハアァッ???」

ノラが、県外に行ったのはヤスは知ってるけど帰って来た事は、知らなかったはずだ。

でも、標的だった。

夜中に、放火されたらマズ助からない。

しかも親、兄弟も住んでる実家だ。

もう、まともな、感覚では無いんだ。

だから今、笑って喋っている。

ヤスの目をしっかり見て言った

「今度、おかしくなったらノラの所に来い。ノラが先に殺すから、、」

「な?、ノラがやってやるから、、」

ヤスは、意味が分からないと言う表情をしいた。

ヤスは、元々、余り他人に対して感謝とか、悪いと言う感情が薄いヤツだった。

親には、甘やかされて、方親でもあった。

人は、良くも悪くも変わる、でも精神的病気で、こんなに変わるなんて思わなかった、、、

小学からの友人だったんだ。

いっぱい言い合いもした、一緒にナンパもした。車イジリもやったんだ。

あの日から、ヤスには怒りしかなくて改めて考える事が出来なかった。

この投稿を書いてる今、わかった。

もう、ヤスとは友人に戻れ無い。

それが、ただただ、それが悲しい。

変な感じの流れになった。

でも、この文で何か感じて貰えたら、嬉しい。         ノラ

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