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憑いているモノ 見えないモノ編 #2

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憑いているモノ 見えないモノ編 #2

前回の続きですが、前回と話が続いている訳では無いので気にせず見てもらって大丈夫です。

そしてこれは、全て実体験になりますが呪われるなどはございません。

読みにくい場合もあるかもしれませんが、ご了承ください。

偶然なのか、はたまた何かの力なのか私にはまだ分かりません。

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小学校5年生の頃に、一つ学年が下のクラスに1人の転校生がやってきました。

サッカーが好きなRと言う男の子で、元気いっぱいでとても明るい子でした

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転校してきたその日、たまたま学校ですれ違うことがありRはいきなり私の手を掴み

「名前は?学年は?」と全く知らない私に直接聞いてくるほど、

人見知りもせず誰とでも話せる子でした。

名前と学年、全て答えれば頷いて「またね」と言ってニコニコ笑って学校を巡ってました。

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そんな人見知りもしない性格のRだったので、仲良くなるには時間はそんなに必要ではありませんでした。

仲良くなり数ヶ月ほど経ったある日、

「良い子だよなぁ」と若干好意を感じ始めていました。

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Rはそれを勘づいていたのか、かなりベタベタとくっ付いてくるようになってきていました。

そんな感じで時間は過ぎ、体育大会も近づいてきた頃

Rは大きな怪我をして学校へやってきました

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部活もやっているので足も速く、

身体能力も高いのでかなり戦力になる、

と言われていたRは頭や腕に包帯をグルグルと巻いており、至る所にガーゼや絆創膏などが付いていました。

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とてもじゃないですが、これじゃあ体育大会の参加は難しいだろうなと感じました。

Rは体を動かすのが大好きなので、体育大会をかなり楽しみにしていて少し可哀想でした。

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「何があったの?」

と聞いてみると、Rは笑って「用水路に落ちた」とだけ。

私の住んでいる地域は田舎なので、整備のされていない崖のような用水路が多くありました。

ですが、整備されてないと言ってもそこまで深く大きな用水路はありません

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「それでそんな怪我する?」と聞けば、首を傾げて

「しないと思うけど、なんか分かんないけど足滑らせちゃってさ」と言ってました。

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歩道は大きいので、極端に用水路に寄って歩いていないと落ちることはまずありません。

とても奇妙で、怪我した本人も納得がいってないようでした。

そして、大好きなサッカーも暫くの間、

休むことになっていました。

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そして時間は経ち、中学生に上がった頃

部活の野球に励んでいた同じクラスのKくんが居ました。

かなり野球の才能があり、身体能力も優れていて

小学生の頃には既に野球の有名な学校から

スカウトが来てるような凄い子でした

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将来は野球選手なんだろうな、と皆が口を揃えて言うほどの才能でした。

そんなKくんは誰にでも優しく、

私はKくんと一緒に居ることが心地よくなっていました

そんなある時、Kくんが部活中のことです

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いきなりKくんが倒れ込むように地面に座り込んでしまったんです。

すぐに病院に行き、次の日学校に来たKくんはかなり辛そうでした

「俺もう野球できない」

と、今にも泣き出しそうに話していました。

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聞いてみたところ、

足の筋や筋肉を損傷や炎症、靭帯損傷、他にも肩を壊していたそうです。

「激しい運動はもうしない方がいい」

と医者から言われてしまったようで、野球や運動はもうほぼ出来なくなってしまっていました。

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そして次に、高校生の春

友達の友達と仲良くなるキッカケがあり、

その友達はFくんと言ってアメリカとのハーフの男の子でした

LINEや電話を頻繁にするようになり、ほぼ毎日していてました。

物知りで、とても面白いFくんをすぐに好きになりました

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仲良くなって1ヶ月もしない頃、Fくんは喉を壊し電話が出来なくなってしまいました。

会ったことは無かったので、話す手段がLINEか電話しか無かったんです。

風邪でも無く、ただ喉をこわしていたようでした

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原因不明ではあるが直ぐに治るだろうと、少しの間電話を控えていました。

でもいくら経っても喉は治らず、

Fくんは「大丈夫だから」と電話をしてくれた事もありましたが

喉はガラガラで、10分もしないうちに声も出ないほど苦しそうにしていました

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会う約束もしていましたが、そこから1週間経っても喉は治らず

次に体調にも不調が出てきて、会うことも出来ず、

バイトすら行けてないようでした

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そんなFくんとは電話もしなくなったからか

Fくんも申し訳さなそうで、

段々と会話も少なくなり、疎遠になりました

その後友達に聞いた話ですが、その後は体調は回復したようでした

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今回までは恋愛などの話でしたが、次は人間関係全般のことを書こうかと思います。

今回も見て下さり、ありがとうございます。

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