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短編1
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暗い日曜日。

ハンガリーの作曲家シェレッシュ.レジェーが作曲した曲の中に「暗い日曜日」というものがある。

別名「自殺の聖歌」。

何故そんな恐ろしい2つ名を持っているのか…それはこの曲を聞いた人は必ず自殺するからだと言われている。

「暗い日曜日」は作者であるシェレッシュが失恋した後に作られた曲である。この曲の発表当時、美しいメロディーが話題となり、瞬く間にヒットしたという。

ヒットをキッカケにシェレッシュの頭にある考えが浮かんだ。それは別れた彼女と復縁を望むものだった。彼女がまた自分に微笑んでくれるのではないかと思い、手紙を出した。

しかし手紙を受け取った彼女は、翌日自殺してしまう。「暗い日曜日」と書いたメモを残して…。

更に自殺者は相次いだ。橋の上から身投げした者、入水自殺した者、銃による自殺…。その数は100人以上にものぼるという。

更に作曲者自身であるシェレッシュも、窓から飛び降り自殺してしまう。まさに聞いた者を自殺へと誘う呪われた曲であるのだ。

また、日本でもあるアーティストが暗い日曜日のカバー曲を作ったが、彼自身も妻も自殺したという…。

Concrete
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バニー様。コメントありがとうございます。

おおお。バニー様は「暗い日曜日」をお聞きになったことがおありなのですか!!

成る程、不気味な音程なのですね…。
気になる…聞きたい…でも怖くて聞けません。

返信

この曲、聞いたことあります。
なんか、よくわかんなかったー。
不気味な感じはしたけど。

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薄紅様。コメントありがとうございます。

成る程。人の弱い部分、心の隙間に入り込んで浸透し、蝕んでいくのかもしれませんね。

心理学者によれば、「暗い日曜日」と自殺者の間には関連性はないと結論づけられたようですが…。それでもこれだけ多くの犠牲者が出たことは確かです。

集団催眠に近いようで違うような…。いずれにしろ私も聞きたくはないです。

返信

暗い日曜日
有名ですよね…
でも聞くと必ず自殺するなんて…作曲者の想いが詰まり過ぎてしまったのでしょうか?
私には聞く勇気がありません
人間には誰しも弱い部分てあると思います
例えばその曲がその隙をついて自分の中に入り込んでしまったら…
必ず勝つ自信は私にはないです(T_T)

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バケモノガタリ様。コメントありがとうございます。

自殺はダメですね。ある有名な探偵の言葉に「麻薬と殺人はやってはならないファール」というものがありますが、自殺だって殺人ですものね。自分自身を殺すわけですから。

そういえば…高校生だった時の担任の先生が仰っていましたが、「殺人は憲法によって禁じられているが、死刑もまた殺人ではないのか」。

その言葉を聞いて感銘を受けました。彼も私も死刑を反対する側の人間ではないのですが、考えさせられるものでした。

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