ハンガリーの作曲家シェレッシュ.レジェーが作曲した曲の中に「暗い日曜日」というものがある。
別名「自殺の聖歌」。
何故そんな恐ろしい2つ名を持っているのか…それはこの曲を聞いた人は必ず自殺するからだと言われている。
「暗い日曜日」は作者であるシェレッシュが失恋した後に作られた曲である。この曲の発表当時、美しいメロディーが話題となり、瞬く間にヒットしたという。
ヒットをキッカケにシェレッシュの頭にある考えが浮かんだ。それは別れた彼女と復縁を望むものだった。彼女がまた自分に微笑んでくれるのではないかと思い、手紙を出した。
しかし手紙を受け取った彼女は、翌日自殺してしまう。「暗い日曜日」と書いたメモを残して…。
更に自殺者は相次いだ。橋の上から身投げした者、入水自殺した者、銃による自殺…。その数は100人以上にものぼるという。
更に作曲者自身であるシェレッシュも、窓から飛び降り自殺してしまう。まさに聞いた者を自殺へと誘う呪われた曲であるのだ。
また、日本でもあるアーティストが暗い日曜日のカバー曲を作ったが、彼自身も妻も自殺したという…。
作者まめのすけ。