廃墟の事件から一週間程経ったある日の事。
「遅い…。」
「奴はまだか…。」
「逃げてしまったんでしょうか…。」
「刻限を2時間も過ぎている…。」
オカ研の部室という巌流島には、佐々木小次郎が大繁殖していた。
「皆!これ見ろよ!」
部室に突然飛び込んできたのは、刀を携えた宮本武蔵…いやエナメルバッグを背負った一ノ宮 水蛇だ。
「その前にちょっと座れ。」
「は?」
俺は目の前に彼を座らせると、大ーきく溜息を吐いて言った。
「お前なぁ。部長の俺になぁーんの断りも無く2時間も大遅刻して謝罪の言葉も無しか⁉」
不満を一気にまくし立てた俺に、彼はちょっと肩を竦めてみせた。
「サーセンした!でさ、そんな事よりこれ!」
「なっ、そんな事って…!」
罪の意識のカケラも持っていない様子の一ノ宮。彼の手にあった物は、一枚のチラシのような物。
「なになに、『第49回 御首祭り』だって?」
美鷹がチラシの内容を読み上げ、首を捻る。
「…それがどうかしたのか?」
一ノ宮はチラシを机のど真ん中に叩きつけると、ニヤニヤしながら言った。
「あのな、御首神社と言えばこの街一番のパワースポットだぜ?オカ研がパワースポットの祭りに行かなくてどーする!」
「そんな事言って、どうせ狗神さんとか世の女性の浴衣姿見たいだけなんだろ?」
ミヤさんのクールなツッコミに、一ノ宮がたじろぐ。図星だ。
「い…いやあ〜、やっぱりミヤさんの目は誤魔化せないかー‼」
そう言って、彼は頭を軽く掻いた。
「開き直ったよ、こいつ…。」
美鷹が呆れたように溜息を吐く。
「とにかく‼皆一旦家に帰って、着替えて神社集合な!時間は、うーん…。6時頃かな?狗神さん、出来るだけ浴衣で来てくださいね?」
「あ…はい。」
一ノ宮の目尻がみるみるうちに下がる。
「狗神さん‼こんな変態の言う事聞かなくていいから!」
「そうそう、一ノ宮に浴衣姿見せるなんて勿体…危険だよ!」
俺と美鷹は口先ばかりの制止をする。
「いえ、元々浴衣で行くつもりでしたから。」
狗神さんのその一言で、ミヤさんを除く男子部員の頭の中がお祭り状態になった。
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部活を終え、帰路につく。
「狗神さんの浴衣…じゃなくて御首神社の祭りかぁ。」
日が沈むにつれてだんだんテンションの上がってしまう自分がそこにいた。
自宅の玄関をくぐり、母親に声をかける。
「ただいまー。」
「おかえり。」
廊下の奥から返事が聞こえた。
「俺今日オカ研部員と祭り行くから。すぐ出るから夕飯は要らないかな。」
「えっ!折角あんたの好きなカレー素麺作ったのに⁉」
「…何だその微妙なメニュー?初耳だし。」
「まあいいわ、行っといで。甚平あったでしょ、それ着て行きな。」
「確かそれ三歳の頃のやつだよね?」
「トラえもん!ビッグライト〜‼」
「意味分かんねーよ‼」
俺はそのまま二階の自分の部屋へ向かった。
あのやりとりはいつもの事で、挨拶みたいな物だ。遊びに来た友達からは「親子漫才」と呼ばれて有名だ。嬉しくはないが。
とりあえず短パンにポロシャツというラフな服装に着替え、鞄に必要な物を詰める。
「それじゃ行ってきます!」
「はーい。牛乳買ったらお婆ちゃんの家寄ってくるんだよー、いいね?」
「はじめてのおつかいか‼」
容赦無くボケてくる母さんにしっかりツッコみ、俺はチャリに飛び乗って神社へ向かった。
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「おー来た来た。黒沼ー、こっちだー!」
待ち合わせ場所には既に皆集まっていた。
「わりー、待たせちまったかな?…あ。」
むさ苦しい男衆の中に、華やかな女性が1人。
「…狗神さん?」
彼女は照れたように頷いて、微笑んだ。
これはまるで…。雑草の中に咲く一輪の百合というか、海底の砂利の中に落ちた桜貝というか…‼ これが実は激しいオカルトマニアだとは、到底思えないな。
俺は急に自分のラフな服装が恥ずかしくなった。
「よーし、じゃあ行こうぜ、御首祭りっ‼」
一ノ宮がガッツポーズをして言った。
俺達はそれに従い、祭囃子の中へと歩を進めていった。
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「スゲー、懐かしい‼綿飴だってさ。」
「ねぇ、こっち焼きとうもろこしあるよ!皆夕飯まだだろ、一本ずつどう?」
「いいねー!」
俺、一ノ宮、美鷹の男三人衆は、夕食の話で盛り上がっていた。
一方ミヤさんと狗神さんは、何かいい感じになっていた。
「狗神さん、何か食べたい物あるか?」
「はい!私一度でいいからりんご飴が食べてみたかったんです!」
「おーおーミヤさん、狗神さんに気安く声をかけるたあいい度胸してんじゃねーか?」
「一ノ宮、ヤクザみたい…。」
「う、うるせー!」
沸き起こる笑い声、和気藹々とした空気。オカ研最高‼
「あ、あれ見てください!」
music:2
不意に狗神さんが立ち止まる。
「ん、どうした?」
彼女の指差す先には、何と…!
「人魂⁉」
提灯に紛れて、蒼白く輝く火の玉が幾つか飛んでいた。
「皆気付いてないのかな?」
美鷹が辺りを見回す。オカ研以外に見えている様子はない。
「追ってみましょう!」
「えっ⁉」
狗神さんは浴衣の裾を翻して、火の玉を追い始めた。
「ちょ、ちょっと待ってよ狗神さーん‼」
「焼きとうもろこしはー⁉」
「りんご飴…。」
「あ、ミヤさんが喋った。」
その狗神さんを追う俺達。
前言撤回。これさえ無ければ最高。
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「はぁ…。確かこの辺に入ったと思うんですけど…?」
俺達はいつのまにか神社の境内に入っていた。
「も、もういいじゃないですか、今日くらい普通に祭りを楽しみましょうよ〜?」
狗神さんは振り向いて微笑み、
「楽しいじゃないですか♡」
「えぇ〜⁉」
ミヤさんが俺の肩に手を置き、囁く。
「諦めろ、黒沼。これはオカ研の宿命だ。」
「宿命って…。俺部長なんですけどー⁉」
すると一ノ宮が声を上げた。
「おい、あれ!」
彼の視線の先には、先程の火の玉が。
「わぁっ、綺麗ですね!」
狗神さん大興奮。
「いや、綺麗とかそういう問題じゃなくて…。」
「これぞオカルト!霊現象‼」
…聞いてないし。
「あ、皆!御首神社のこんな噂知ってる
か?」
music:1
突然一ノ宮が言った。
「はい?噂ですか?」
あ、それは聞こえるんだ。
「そうなんですよ狗神さん!実はこの神社を囲む森には、首狩り様と呼ばれる神様みたいなものがいるらしいんだ!」
「ま、マジかよ…。」
早くも美鷹が震え始める。
「あくまで噂だけどな。ほら、そこに地蔵が立ってるだろ?皆首がないじゃん。」
「確かに…。その首狩り様?ってやつに取られたって訳か?」
俺が聞くと、一ノ宮はチッチッと指を振った。
「違うんだなー、これが。最初から作って無いんだ。地蔵だけじゃないぜ、ここの狛犬にも首が無いんだ!」
得意げに語る一ノ宮。
「えっ、何でですか⁉それって‼」
興奮冷めやらぬ狗神さんが一ノ宮に詰め寄る。
「それはですね、首を作っても無駄だからですよ!夜、ここに首のある物を置くと、次の朝には必ず首がもぎ取られているそうなんです!」
一ノ宮は狗神さんの恐怖を誘おうとしたのか、声を急に大きくした。が、
「素敵です!古来からの言い伝え最高‼」
「…え?」
一ノ宮、無駄だ。お前は彼女を一生かかってもビビらす事は出来ない。
代わりにビビっているのは勿論美鷹だ。
「…そ、そろそろ帰ろうか、暗くなってきたし。」
俺が彼の首筋に木の棒を当ててやると、
「うおあああーーー‼首取られた、俺死んだーっ‼」
「ウルサイよ」
「黙れ美鷹」
「このビビリが」
「女々しいですね♡」
彼は集中砲火を浴びた。
「ひ、ひどい…。狗神さんまで…。何気に一番グサッときたし…。」
確かに死んだな、別の意味で。
sound:8
と、その時、その場に一陣の風が吹き抜けた。
「わっ…。」
爽やかな物ではない。生温い、気味の悪い風。
「…や、やっぱ美鷹の言う通り帰ろうか、何か肌寒くなってきやがった」
一ノ宮が二の腕を摩る。
「そうだな。なあ美鷹。…?」
美鷹はある一点を見つめて固まっていた。
恐怖に目を見開き、口を半開きにして。
正直この顔が怖いと思った。
「あ…あれ…。」
music:3
震える指で指し示す先、石段のてっぺんに居た物。
能面のような、いや能面そのものの顔に、仄かに光る長い頭髪。鮮やかな赤色の作務衣を身につけて立っている。そして何より目についたのは、そいつが手にした大鋏だ。
「アヒゃあヒゃぁひャあヒャあ‼」
甲高い奇声(笑い声か?)を上げてこちらへ走ってくる。
「首のある物、人間もまた然り…って訳か。」
ミヤさんが呟くように言った。その言葉がそいつの正体を暗示していた。
「く、首狩り様だああーーー‼」
music:6
俺達(狗神さん含む。流石にこれは…。)は脱兎の如くその場から逃げ出した。
「あ、あれが首狩り様かよ、怖過ぎるー‼」
「あの顔、能面そっくりだ…。不気味。」
「赤い作務衣、趣味悪っ…。」
「首狩り様のファッションセンスについて語ってる場合か?」
「首狩り様、初めて見ましたー!まあ今日初めて知ったんですけどね!」
…少々緊張感が足りない気もするが。
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同じような石灯籠が続く。
「なあ、俺達もう随分走ったよな…?」
一ノ宮が息を切らして言う。
「あ、ああ…。おかしいよな、全然…。」
「神社の鳥居が、見えない…。」
ミヤさんが俺の言葉に被せるように言った。
彼の言う通りなのだ。境内から逃げて随分経った筈なのに、全く出口の鳥居が見えてこない。
「どうなってんだよ、これぇ⁉」
美鷹はもう錯乱状態に近い。
「お、落ち着け美鷹!…あれ、狗神さん何してるの?」
狗神さんは携帯を取り出して何やら操作している。
「決まってるじゃないですか、首狩り様と2ショットです!はいチーズ!」
カシャッ☆
「んな事してる場合かぁー‼」
首狩り様は意外と足が早く、いつ追いつかれてもおかしくない。皆が横一列になって走っているのがせめてもの救いか。
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狗 龍 虎 蛇 鷹
進行方向
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こんな具合で。
「くそっ、せめて首狩り様が着物着ててくれれば少しは走るの遅かったかもしれんのに。」
「あー、作務衣はズボンだからな…ってそういう問題かっ⁉」
一ノ宮のアホはこんな時でも健在だ。ついノリツッコミしてしまったではないか。
鋏を開け閉めするしゃりしゃりという音が近づいてくる。
いつのまにか笑い声のような奇声は、烏の声と似たような声になっていた。
「あ"ァーーー‼ガぁーーーっ‼」
「まずい、怒ったぞ、あいつ。」
ミヤさんは少し考えて、
「…二手に分かれよう」
言うが早いか、狗神さんの右手を握って脇道へ逃げた。
「あっ、おい!ミヤさん‼チキショー、狗神さん取られた‼」
「一ノ宮っ!そんな事言ってる場合かっ‼」
一ノ宮を一喝。が、ここである事に気付く。
「あれ、首狩り様がいない…。」
「えっ?」
さっきまで俺達を追ってきていた足音も、あの甲高い声も聞こえない。
俺達は立ち止まり、後ろを振り返った。
「やっぱりいない。俺達助かったんだ!」
「良かったなぁ〜!」
一ノ宮と美鷹は手を取り合って喜んでいるが、俺は素直に喜べないでいた。
二手に分かれたら、いなくなった…⁉
「一ノ宮、美鷹‼」
「え?」
「どうした?」
「ミヤさんと狗神さんが、危ない…!」
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深山 龍と狗神 真琴は道無き道をひたすら走っていた。
後ろからは甲高い奇声と枝を折る音が響いてくる。狗神の足にも、容赦無く小枝が突き刺さってくる。
「痛っ…。」
「っ、狗神さん!大丈夫か?」
「ええ、ちょっと足を切っただけです。」
「……。」
二人は尚も走り続けた…。
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「狗神さーん!どこですか、居たら返事してください!」
「狗神さん!」
「狗神さーーーんっ‼ついでにミヤさーん。」
「しっ、何か聞こえた!」
俺は一ノ宮と美鷹を制し、耳をそばだてた。
「…………‼」
微かに狗神さんの声が聞こえた。
「…あっちだ!」
一ノ宮達は首を傾げている。
「何も聞こえないぜ?」
「俺も。…奥に行きたくないし。」
煮え切らない二人。全く…!
俺はここで初めて、部長の権力を行使した。
「部長命令だ‼俺についてこい、狗神さんを助けるぞ‼」
ーーーーーーーーー
暫く走ると、開けた場所に出た。
「あっ、狗神さん!」
「ついでにミヤさん。」
「そして首狩り様ぁ〜‼」
ミヤさんが片手で狗神さんを庇うようにして立っている。
それに対するは大鋏を手にした首狩り様。
「ヒィッ…ひぃッヒっひイィ‼」
彼(彼女?)の声はまた甲高い笑い声に戻っている。口角を引きつらせた、嫌らしい笑い。どうやら二人を追い詰めて愉しんでいるようだ。
俺はミヤさんに声をかけた。
「ミヤさぁーん‼無事かぁー⁉」
彼はこちらを見ると、驚いたように言った。
「黒沼、何故ここに…。」
「決まってんだろ、助けに来たんだよ!」
彼はちょっと考えて、俺に向かって怒鳴った。
「お前ら、何か人形持ってねぇか?ちゃんと頭と手足がある奴だ。」
「はあ?お前何言って…」
「いいから早く!持ってたら俺に寄越せ!」
すると美鷹が、
「俺のこれ、使えるか?」
と、鞄についていたクマの縫いぐるみを出した。
「おう、十分だ!こっち投げろ!」
「投げるのは俺に任せろ!」
一ノ宮が美鷹からクマを奪い、
「俺はハンドボール投げの記録、クラス一だぜー‼」
と、ミヤさんに向かって投げつけた。
彼はそれを左手で受け取ると、狗神さんを振り返った。
「狗神さん、さっきの怪我見せて。」
「え?…はい。」
ミヤさんはおもむろに彼女の足の怪我にクマを押し付けた。
「いったぁ…。」
「髪の毛も貰うぞ」
「痛っ‼」
うわ…。容赦ねーなあ…。
ミヤさんはどうやら髪の毛をクマの首に括り付けているようだ。
「最後にこれ。舐めろ」
「えぇ⁉」
「早く!」
狗神さんは渋々クマを少し舐めた。
「これでよし。」
俺達にはミヤさんのしようとしている事が全く分からなかった。首狩り様は二人の怯える様を見るのに飽きたのか、
「ぎゃあァァッ‼あ"あ"あ"あ"あ"ッ‼」
突然奇声を上げて、二人の方へ飛び掛かっていった!
絶体絶命か⁉
「お前には…これで十分だろうっ!」
ミヤさんは首狩り様に向かって、先程のクマを投げた。
「……!」
首狩り様はクマを掴むと、あの嫌らしい笑いを浮かべてすうっと消えた。
music:5
「…えっ?」
展開が早すぎて、何だかよく分からなかった。
「ミヤさん、あれは?」
「後で話す。ここは危ない、取り敢えず出よう。」
出口の鳥居は驚くほど簡単に見つかった。
さっきはやっぱり首狩り様が空間でも曲げていたんだろう。(そんな軽くていいのか自分⁉)
「なあミヤさん、さっきは何をしたんだ?」
ああ、あれはな、とミヤさんは微笑した。
「形代、身代わりだ。狗神さんの、な。」
「どうして狗神さんが狙われてるって分かったんだ?」
一ノ宮がさも不思議そうに聞く。
「首狩り様が俺達5人を追っていたのなら、あの時真ん中にいた黒沼の後ろを走るのが妥当だ。それなら一番端にいた狗神さんのカメラには首狩り様は写らないはずだ。ましてあの至近距離。2mも無かっただろう?にも関わらず彼女のカメラに首狩り様が写ったという事は、首狩り様は俺と狗神さんの真後ろを走っていたという訳だ。」
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ー首
狗 龍 虎 蛇 鷹
進行方向
ーーーーーーーーー
こんな感じだろうか。
「じゃあ何で」
美鷹が疑問をぶつける。
「ミヤさんは自分じゃなくて狗神さんが狙われてるって思ったの?」
ミヤさんは、フフンと不敵に笑い、あっさりと種明かしをした。
「…男のカンってとこだな」
「結局カンかよっ‼」
でも、俺はミヤさんのこういうテキトーなとこが好きだ。俺だけでなく、オカ研部員みんなそうだと思う。
「結果的に深山さんのカンは当たっていて、首狩り様は私の事を追っていた…。」
狗神さんは微かに震えた。
「狗神さん、でももう大丈夫…」
「私首狩り様に狙われちゃったんですね!凄い、オカルトな存在から狙われるなんて‼感激ですっ‼」
「…………。」
相変わらずオカルトマニアな狗神さん。
でも、俺は狗神さんのこういう一途なところが好…オホン。
俺はさっきから気になっていた事を言って、自分の中の照れ隠しをすることにした。
「話変わるけどさ、美鷹ってあんな可愛いクマが趣味だったんだな。」
「ほっとけ‼」
ーーーーーーーーー
その後、俺達は解散し、めいめいの家に帰った。
「おかえり、お祭り楽しかった?」
楽しかったも何も、祭りほとんど行ってないし。でも、今日の経験がどうだったかといえば、答えは一つだ。
「ああ、すげー楽しかった‼」
今日の教訓。
オカ研部員たるもの、普通に祭りを楽しめると思ってはいけない。
作者蘇王 猛
こんにちは、蘇王 猛です。オカ研シリーズ第三弾です。
第三弾の投稿を楽しみにしていてくださった方、お待たせいたしました。
楽しんで読んでいただければ幸いです。