music:4
それは冬が終わったばかりの春、まだ冷たい風が吹く時だった。
菁滋が超重要なことを言った後、菁滋は直輝に抱っこしてもらった。(でないと寒いらしいw)
裡「あの化け物が…シロミミ?」
music:1
菁滋((確かにシロミミだ、あいつを真に成仏させることが出来れば全ては終わる。))
笹雄「どうやって真に成仏させるんだ?」
菁滋((それは…彼女がこの世でやり残したことをやるしかないね。))
天魔「ウサギを呪い食うことか?」
菁滋((そんなわけないだろう!彼女がやっている行為は逆に彼女自身を悪霊にしてしまう行為だ!))
裡「つまり、本当にやりたいことが他にあるってことね。」
菁滋((そうだ、それがわかれば苦労しないんだが…))
笹雄「なら二手に別れて調べようぜ!」
菁滋「キュー?」((はっ!?ぐっ…(恥)))
天魔「かわいいねw(どっかの芸人風)キューだってww」
菁滋((その指噛みちぎってやろうか?(怒)))
1人と1匹が火花を散らす中、直輝が黒ウサギをなだめながら笹雄の話を聞いた。
直輝「まぁまぁ。何を調べるの?」
笹雄「それは…あれだ、ほら!だよな裡?w」
裡「え!?あ…えっと、「本当にやりたいこと」と「呪いを解く方法」。」
直輝「僕らは呪いを解く方法を調べるよ、菁滋はそういうの詳しいし。」
笹雄「なら俺らは本当にやりたいことだな、任せておけ!」
直輝「うん、頼んだよ。何かあったら菁滋を思い出してね。」
笹雄「お、おう!じゃあな!」
こうして、一同は二手に別れて事件を調べることになった。
今回、私は裡と笹雄に注目することにしよう。
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music:4
笹雄「…と言ってもな、どこから調べようか?」
生前のシロミミにつながる手がかり…なんかないか?
裡「う〜ん…」
2人が考えていると、真っ白なウサギはいたずらのつもりだったのか裡のバックの中でばたつき、
sound:30
一冊の厚いノートを飛び出させた!
裡「こら春花!…あ!」
笹雄「ん?どうした裡?」
そのノートは裡が先日、図書館で作成した「極秘!××町の記事集め!行方不明編!」だった。
裡「これだ!この中に何かあるかもしれない!」
笹雄「うわ…すごい厚いノートだな、よくこんなの作れるなw」
裡「これに何か手がかりがあるかも…ちょっと時間をちょうだい!読んでみるよ。」
笹雄「これを!?まぁ、読みたいなら読むがいいさ。(無理だこんなの…w)」
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その後、裡はしばらく読書にふけった。
笹雄は裡が「極秘!××町の記事集め!行方不明編!」を読んでいる間、持参したゲームで遊んだり、友達とメールをしたりして遊んだ。
たまに「極秘!××町の記事集め!行方不明編!」をチラ見しながら。
裡(これって…)
裡は「極秘!××町の記事集め!行方不明編!」を読み進めていくと、あることに気がついた。
sound:18
被害者の世代が15〜18才と、高校生に限られていることだ。
裡はこのことから、
笹雄「お!これうまそうだな!「ミステリアスなかわいさ!迷宮うさぎサブレ」以外とここから近いなw」
裡「あぁこれ?間違えて貼っちゃったかも。(本当は食べたかったw)」
笹雄「安いしせっかくだから行こうぜ!」
裡「えー!?まだ全部読んでないよ!?」
笹雄「そんな小難しいノート一回読むの休もうぜwほら行くぞ!」
裡「ちょっと、本当にいくの!?」
え、待って最後まで説明書かせて
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裡(本当に来ちゃったよ…)
2人は迷宮うさぎサブレが売っているケーキ屋へ来ていた。(むー…)
笹雄「うお!?すげー!!裡!これが迷宮うさぎサブレだってよ!」
裡「どれ?………わぁ!かわいい!!」
迷宮うさぎサブレというのは、世にも珍しい立体的なサブレで、形状は耳の長いうさぎである。味は甘いのと甘くないのがある。
笹雄「すいませーん!迷宮うさぎサブレ、甘くないの3つ下さい!」
裡「あ、私は甘いのを2つ下さい。」
「はーい!」という声がして、しばらくすると、奥の部屋から女性の店員が姿を現した。
第一印象は、見た感じ35〜45才位のお母さん。優しそうな人だ。
裡は迷宮うさぎサブレを受け取ると、あることに気がつく。
裡「あれ?その子は誰なんですか?」
ケーキ屋「あ、これですか?」
レジの横にかわいらしい女の子の写真がついている、ショートケーキを食べている写真だ。
ケーキ屋「娘なんですよ。」
裡「かわいい〜!」
ケーキ屋「ありがとうございます。」
しばらく話していると、お店の玄関から写真と同じ女の子が入ってきた。
ケーキ屋の娘「ただいまー!!」
ケーキ屋「おかえりなさい、おやつあるわよ。」
ケーキ屋の娘「苺入ってる?」
ケーキ屋「入っていないわよ。」
ケーキ屋の娘「わかった!!」
女の子は話を終えると、走って奥の部屋に行ってしまった。
ケーキ屋「あの子本当にショートケーキが好きなんですよ。」
裡「そうなんですか。」
笹雄「裡、そろそろ行こうぜ。」
裡「あ、はい!では、私はこれで。」
ケーキ屋「ありがとうございましたー!」
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裡たちはいつもの噴水の淵にすわってサブレを食べている。
裡「美味しい〜♫槍坂さんあのお店行ってよかったね!…槍坂さん?」
笹雄「裡、」
裡「何?」
sound:20
笹雄「あの店、やっぱなんかおかしいぞ。」
裡「え!?」
なぜ、笹雄はあのケーキ屋をおかしいと感じたのか…?
何気にケーキ屋と話していた裡は、理由がわからないでいた。
作者ハピナ
今回は悪魔の数字の回…
( ̄▽ ̄)
でもホラー要素少ないんだよね今回w
( ̄◇ ̄;)
なぜ、笹雄はケーキ屋さんが
怪しいと感じたのか?
( ꒪Д꒪)
次回まで推理を楽しんでくれると
私は嬉しいですな。(๑′ᴗ‵๑)
解けた人、参りました…
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