「ただいまー!」
返事はない。
誰もいないのか…。
それにしても疲れたな。
とにかく腹ペコだった。
なんでもいいから食べたい。
そう思って冷蔵庫を捜索する。
すると奥の方にプリンがあった。
多分姉のだろう。
無論、そんなことはどうでもいい。
早速俺はありついた。
ん?
俺は食べながら少し違和感を覚えた。
このプリン…味ながないのだ。
むしろ少し苦く、美味しいと思えなかった。
だが、途中で残すのもあれなので、食べきった。
食べ終えたカップの底には黒の点々がたくさん付いていた。
バニラビーンズ的なやつなのだと思っていた。
そして、姉にばれないようにゴミを捨てた。
するとその夜、姉がなにやら叫んでいる。
俺はどうしたのか聞くと
プリンが無いとわめいているらしい。
俺は今世紀最大かと思うくらいに無表情で、いや、なんで俺に聞くねんとゆう少しイラっとした顔でしらをきった。
俺「は?
プリン?
なんやねん知らんわ。
お前知らんうちに食ったんちゃうん?」
姉「いや、誰も食べてないなら一安心。」
ん?
こいつ、なにを言ってるんだ?
さっきまであんなにわめいてたくせに
俺はどうゆうことか聞いた。
姉「あのプリン隠しておいてそのまま忘れちゃって消費期限2ヶ月くらい経ってたのよね。
そのあと処分に困ってて無くなってたから誰か間違えて食べたのかなって思ってね。
多分お母さんが処分したのね。」
……………………………ん?
消費期限2ヶ月くらい経ってた?
待て待て待て待て待て待て待て待て待て待て待て待て待て待て待て待て待て待て待て待て待て待て待て待て待て待て待て待て待て待て。
汗がダラダラ出た。
あの黒の点々って…カビ?
色んな事を考えた。
だがもう手遅れだ。
後日、腹痛で死ぬ思いをしたのはゆうまでもない。
作者カイ
僕の体験談を少しアレンジして投稿しました。
怖いと言ってもホラーとは違う少しジャンルの異なった怖い話です。
おもしろ怖いと言ったところですかね。
ただ、この話、実際にあなたがたが体験したら…怖くてたまらなかったと思います。