眩しい太陽の光で俺は目を覚ました。
独り暮らしを始めてかなり長い月日が経つ。
俺は早速布団から出て、台所に行った。
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ガスコンロの元栓をひねって開け、火をつけようとしたが何故かつかない。
俺の家のガスコンロは電池式の代物なのだが、どうやら電池がきれているようだ。
俺は、自分の部屋に電池を取りに戻った。
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意外と探すのに手間取り、5分程度時間がかかってしまった。このタイムロスは全くの誤算だ。俺は急いで台所に戻った。
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こうして俺はすぐに電池を取り替え、ガスの元栓を開け、火をつけてから朝ごはんを作り始めた。
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ふぅ…。まったく、朝からこんなことになるとは思わなかったぜ…。
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…あれ?何かがおかしいような気がするんだが…気のせいか?
作者赤庭玖繰
ガスコンロの元栓…。
1度ひねったのに何故もう1度ひねれたのか…?
つまり、誰かが元栓をひねって閉めた。