これは実際に父が仕事で青森に出張に出向いたときの話です。
青森県内を移動することになり、青森市から県東部の町まで向かう事に。
その際に道に迷ってしまい、どこかも分からない山道を走行していたそうです。
車には助手席に乗る父と、運転する同僚の2人だけ。
空はだんだん曇って行き、ここがどこだかも分からない状況...。
nextpage
そして、運転している同僚が急に「頭が痛い」と言い出し、
近くにあった駐車場ですこし休憩することになった2人。
しかし時間もあるので痛みが取れないうちに車を走らせたそうです。
すると同僚が「後ろ、、振り向くなよ。絶対に」と父に言いかける。
訳も分からなかった父はとりあえず振り向かないように心掛けたそう。
nextpage
そこからまた数分車を走らせると、同僚はついに運転を交代してくれと言い、
父が運転する事に。同僚はすぐに眠ってしまったという。
一人だけ残され怯えていた時に偶然通りかかった地元の人に道を尋ねて
やっとたどり着くことができたそうです。
そして同僚に「あの時なんで後ろ向くなって言ったんだ?」と問うと同僚は、
「後部座席に女が座ってたんだよ・・・・」
後、その山道を調べるとそこは八甲田山の山道だったそうです。
作者こうちゃん
毎回、自分の話ではなくてすみません...。
その後数日間、父はなぜか肩や腰が重く感じた、と言っていました。