小さい頃の話です
いつだったか忘れたがもうだいぶ前
まだお母さんに抱っこされていた時のこと
そんなもう二十年位も前のこと
そんなころの記憶なんてほとんどないんだがその事だけなぜか覚えている
本題に入ります
ドラマかなんかだったと思うんだが会話の中に『死ぬ』という言葉が出てきた
知らない言葉が出てきたので聞いたらしい
「『死ぬ』ってなあに?」
こんな感じで
家族揃ってどう説明するか悩んだらしい
で
どう説明されたのかは今全く覚えていない
しかしその説明を受けたとたん、いきなり泣き出したらしい
お母さんに抱っこされても泣き止まず(お母さん大好きだったので抱っこされたらすぐに泣き止んだらしいです)結局寝るまで泣きじゃくってたらしい
それから数日、元気がなかったらしいです
これで終わりです
両親は全く覚えていないみたいで…(そりゃあそうかと思いましたが…)
自分なりに泣いた理由について頑張って考えてみました
いくつか候補ですが
① 自分家族の中で一番歳が若い→死ぬのは一番最後→最後は一人…
② 死ぬ時どうやって死ぬのか
苦しみながら死ぬのか、事故にあっていきなり死んでしまうのか
③ 死んだあと地獄に行くのか天国に行くのかで…
④ 死んだらもう家族とは会えない…
以上考えた中で出てきたことです
『孤独』『家族と離れる』が怖かったんでしょうかね?
子供に説明って難しいですね…
皆さんだったら自分の子に「『死ぬ』ってなあに?」って聞かれたらどう答えますか?
作者酢物