ーーーーーーーー
前回のあらすじ。
僕たちは道具をかたずけ、急いで出ようとした時、あの足音が…。
コツッ…コツッ…コツッ…
僕たちは死骸の山に隠れ様子をうかがった。
だが長谷川は、いきなり飛び出してお前は誰だ!と、叫び始めた。
が、僕たちは呆然とした。
そこには…誰もいないのだ。
どう言うことだ!?
そんなことを思っていると。
長谷川「う"…!?」
長谷川が腹部をさされた。
そして今度は雅が大の字に押さえつけられるような形で悲鳴をあげてもがおているのが見えた。
僕は急いで二人を抱え、雅は背中に、長谷川には方を貸し、急いで外へ向かった。
その間も足音は聞こえている。
どれぐらい歩いたか。
出口が見えた。
やった!これででられr…!
グサッ…ドカッ…
現実は甘くない。
僕も腹部を刺されてしまい、後頭部をなにか硬い棒のようなもので殴られた。
すると、念仏を唱える声がしてそこで気を失った。
ーーーーーーーー
目が覚めると見覚えのある天井があった。
僕はベットの上で寝っ転がっていた。
腕には点滴、頭には少し厚く包帯が巻かれていた。
起き上がると前より酷い頭痛に襲われた。
僕「うわあああああああああ!!」
痛すぎて叫んでしまう。
するとドアががらっと開いて母親と…あの⚪︎⚪︎神社の巫女と言う女性が出てきた。
僕「母さん!あの…ごめn」バシッ
母「どうして防空壕に行ったの!!」
僕はビンタを食らった。
僕「いってええええええええええええ!!!!!!!ふざけんなよ!!!!僕は病人だぞお!?」
母「そんなの関係無いわよ!!なんであの防空壕に行ったのって聞いてるの!!!!」
もちろん雅を助けるためだ。
僕「雅を助けるために決まってるだろ!!」
母「だからってあんなとこなんでまた行ったのよ!!!!」
僕「何なんだよ!!じゃあ雅を置き去りにしろってのか!?自分の親友を見捨てろって言うのか!?ざけんな!!そんな簡単に裏切るようだったら最初っから親友なんて呼ばねえよ!!って!!!あああああああああ!!!!いってええええええ!!」
叫んだせいで後頭部に激痛が走る。
母の話によると、長谷川も雅も命に別状は無いそうだ。
ただ、雅は体に相当大きなダメージを受けていて、両手両足ともに骨折。
背中には大きな切り傷。さらに腹部は2箇所ほど刺し傷があったそうだ。
それと少し驚いたことに僕たち三人の腹部にある刺し傷はびっくりするほど似ているらしい。
全く同じ一位置で全く同じ大きさの刺し傷。深さも同じだと言う。
そして僕の後頭部は、頭蓋骨にヒビが入っているらしく、しばらく入院生活らしい。腹部の傷もそう簡単には治らないと言う。
最初に退院したのは長谷川だった。
次に僕も退院したが、頭の包帯は巻いたままだ。
雅はと言うと、僕が退院してから数ヶ月後に退院した。
役半年にも渡る物語である。
皆様も防空壕を見つけたらくれぐれも入らないように。
もしかしたら見えない何かがいるかもしれません。
あ、そうそう、⚪︎⚪︎神社の巫女の話の方なんですけど。
防空壕の入り口の方で念仏を唱えたのは彼女らしい。
そしてその足音の「主」が見えていたあの巫女の女性はこういっていました。
「その足音の主は………正体はわからない方がよろしいでしょう。あなたたち4人の絆のためにも…」
ーーーーーーー
終わり
作者えんぴつ
どうもw最近ネット回線が悪くてネット出来なくてイライラしてるえんぴつです!w
やっと終わりました!w
あなたたち四人…後の一人は一体…!?!?w
よかったら怖い、コメントしてくれると嬉しいです!!
次回からは、崩れた空き家と危険な遊び Part1 〜山奥の空き家〜をお送りします!
それではまた次回!
バイビー!w