あの防空壕の事件が終わってから。
雅は退院して、いまはまた3人で仲良く遊んでる。
でも一つだけ変わったことが。あった…。
あの⚪︎⚪︎神社の巫女の女の人が最後に言っていた言葉。
「その足音の主は………正体はわからない方がよろしいでしょう。あなたたち4人の絆のためにも…」と。
あれで言っていた4人のうち3人は僕と雅と長谷川で間違いない…。
だけど、どうしてももう一人が誰なのかわからなかった。
一体誰なんだろう?
3人で考えてもわからなくて、宮川の話も聞こうと思ったけど、最近用事があるといってよく遊びを断るから意見を聞けないし。
それにあの事件以来少々冷たい気がする...。
そんなこんなであの事件から役1年…。
また危なそうな場所に足を踏み入れてしまう…。
ーーーーーー
僕たちは何時ものように3人で遊んでいた。
今日は、山に登り、秘密基地を作ろうと言うことになった。
骨組みを立ててブルーシートを固定したら速攻出来上がり!
秘密基地って言うよりはただのテントだったけど結構居心地は良かった。
12月のある日。
僕たちは秘密基地の奥を探索することになった。
秘密基地の奥は僕たちはまだいっていなかったので何か無いか見に行ったのだ。
そこに、壊れた空き家があった。
空き家は結構広く、6人家族がいてもまだ広いって言うぐらいの大きさだった。
そして僕たちはその空き家で遊ぶことにした。
僕「すごいな、中は汚いけどこれ片付けたら住めるぞマジでw」
雅「確かに俺たち3人には十分すぎる大きさだよなw」
長谷川「おいみろよ!これ1987年の新聞だぞ!!」
僕「うおおお!!すげえ古い!ここってそんな前からあったのか!!」
はしゃぐ僕たち。
古い新聞や、雑誌、その他おもちゃなどがたくさんあった。
1時間ぐらいたって。
キーンコーンカーンコーン♪
5時の鐘がなった。
僕「そろそろ戻って買って来たかし食わない?」
雅「そうだな、ちょっと腹減ったしな」
そしてこの日は空き家を後にして、次の日にまた来ることにした。
ーーーーーー
翌日。
基地に荷物を置いて早速また空き家に行きました。
そして今度は中をもっと奥まで探索して見ると、奥の方は家丸ごと崩れてしまっていました。
全体の三分の一が崩れてしまっていたのです。
雅「そういえばここまで来なかったな。崩れてたのかここ。」
長谷川「あぁ~崩れてるね。」
雅「あれ、こうじは?」
この時僕は…。
家の中に地下があったのでそこに入っていました。
携帯着メロ「へいへい!答え〜て、だ〜れか〜いませんか〜♪」
僕「あ、雅だ。もしもし?どったぁの?」
雅「どったぁの?じゃねえよ!!どこにいるんだよ!?」
僕「あぁごめん、今家の地下見いつけたから中に入ってるとこ。」
雅「家の地下ぁ〜?なんでそんな面白そうなとこに一人で行ってんだよ!!俺たちも連れてけ!!場所教えろ!!」
ダメだこいつ早くなんとかしないと。
僕「あぁ〜、分かったから待ってろ!今から案内しにいくから!」
そして、おう!といって電話を切った瞬間地下の奥から…………あ"ぁ"…………………う"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"!!!!!!
ーーーーここからは雅くんから聞いた話。ーーーー
長谷川・雅「!?!?!?!?!?」
雅「なんだ今の!?」
長谷川「こうじの悲鳴だよ!!早く行こう!!!!」
俺たちは急いで走って声のする方へ向かった。
家の中の畳の部屋。
その隅っこの畳が立てかけてあり、そこには地下への入口らしきはしごがあった。
雅「長谷いそげ!!!!!」
そして響いていたこうじの悲鳴がなくなった。
俺たちはこうじの携帯に電話をかけた。
すると奥の方から…。
「へいへい!答え〜て、だ〜れか〜いませんか〜♪」
俺たちがいるぞ!!!
急いで携帯の鳴る方へ向かう。
そして横たわっているこうじを発見した。
長谷川・雅「こうじ!!!!」
近ずくと、こうじは気絶しているだけで特に目立った怪我は無い。
雅「急いでここから出るぞ!!」
そういった瞬間…。
???「あはははははははははははははははははははははははははは!!!!!!!!!!!!!!!!」
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続く
作者えんぴつ
とうとう始まりました!危険な遊び 第二弾!
今回は僕たちは崩れた空き家に行きます!!
現実ではこれはいって来ましたの方が正しいかな?w
僕がここに書くのは大体本当に行って来た場所を元にしてます!w
中学二年生の11月ごろに山に遊びに行って基地を作って周りを探索していると廃墟になった一軒家があり、そこで遊んでいたのを思い出しますw
実際にあるので皆さんも近くに廃墟があったら行って見てはどうでしょうか?
もしかしたら面白いことが起こるかもしれませんよ?w
よかったら、怖い、コメントしてくれると嬉しいです!!
では、また次回!!