ある姉妹がいました。
二人は何時も一緒でした。
そんな、ある日。妹が居なくなりました。
姉は泣いた。「何時も二人だったのに」と泣いた。
その日、姉は持っていた絵本を破りました。
その絵本の内容が姉妹の物語だったから。
その絵本の中の姉妹は幸せそうだったから。
そしてある日、その少女は部屋から出ました。
少女は初めて部屋の外に出ました。
妹を見つけられると思い、外に出た。
だが、外には何も無かった。
それでも、少女は外の世界を旅した。
少女が大人になった頃、あの部屋の事を思い出した。
彼女はあの部屋を探した。
そして見つけた。
その部屋には、割れた鏡があった。
そして、彼女は気付いた。
「最初から私は一人だったんだ。」
彼女は笑った。涙は不思議と出なかった。
彼女は破れた絵本を探し見つけたのだが、
絵本は破れていなかった。
絵本の最後のシーンは、
二人の少女が死んで終わりだった。
~QED~
作者退会会員
戦友(キーボード)が死んだので買い換えましたが、
手にフィットしませんでした。
なので、誤字脱字が多いと思います。
(実際、コメントで結構多かったのでここで謝罪します。)
スミマセンでしたm(_ _)m