俺は今廃病院の前に立っている。
A「お、おい帰ろうぜ…」
B「片道何分かかると思ってんだよ、今さら帰れねぇだろうが」
俺「早く入りたいから行こうぜ」
A「お、おう」
B「行くぞ!」
山の上に建っているこの病院、廃村になってしまったがその村の人達の大事な病院だったらしい。
病院は3階建て1階は診察室や受付
2階は病室や医者や看護師の場所。
3階は倉庫や手術室
俺「へぇそこそこ立派だわ、ここも20年ぐらいとか前は人がいたんだよな。」
待合室にはテレビや雑誌などが置いてあり配慮が行き届いている、目の前の通路は非常灯の緑が奥で光っている。
A「ん?奥にも出入口あるの?」
俺「さぁ?有ったとしても医者とか従業員用だろ。」
特に気にせず進んだがどうも可笑しい、何が可笑しいのかというと足音があるのだ、この事をaとBに言う。
俺「なぁ足音無いか?」
A「え?」
B「………………………するね」
カツ…カツ…
月明かりのお陰でロビーが見えるが何も足音の音源らしきものは無い。
俺「上いく?」
B「そうだな、ここにいても仕方ない。」
A「帰ろうぜ…」
B「え~!ここからが良いとこじゃん」
俺「行こう!な!」
そんなに乗り気じゃないが頷き付いてきてくれた。
流石にヤバくなったら俺たちも逃げるつもりだ、さっきの足音も音が近づいて来なかったから今階段を上っているのである。
踊り場の消火用ホースの赤い灯りが唯一の光源だ。
俺「懐中電灯持ってくりゃ良かったなあ…」
A「そうだな…」
2階
俺「よいしょ…2階?」
月明かりでよく見える、目の前には流しがあり学校とかの流しに近い感じだしかし違うのは…
排水溝に髪の毛がつまっているのだ。
B「は、はは…」
俺たちも声が出ないくらい怖い。
俺「先に…行こうぜ」
B「そうだな、行くか」
病室が大体4個ぐらいありその奥に医者とか従業員の控え室がある。
ひとつ目の病室を見て帰ることを決めた、何故なら血で
帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ
と書いてありまれに助けて等救いを求める字が壁にぎっしりと書いてあった。
風でベットとベットを区切るカーテンが揺れ、灯りで人影が2つあるのを確認した瞬間ダッシュで病院から出た。
3階は恐らく取り憑かれるかなんなりで苦しむことになってたかも知れない。
作者アイスクリーム
こんばんは!
怖い話好きの方には朗報です
8時からT○Sで怖い話をやるそうですよ!
最近の出来事
コンビニのざるそばを買ったのですがほぐすための水をこぼすわ…わさびの塊を食うわ…でも旨かった(笑)