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崩れた空き家と危険な遊び Part7 〜夢と現実〜

短編2
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崩れた空き家と危険な遊び Part7 〜夢と現実〜

前回のあらすじ

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前回は雅たちに夢の話をしてから行くか行かないかを決めた。

結局話し合った結果行くことになった。

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僕「着いた…。」

例のあの廃墟のところに着いた。

もちろん色々なものを準備して来た。

懐中電灯、ハサミ、万能ナイフ、その他もろもろ。

雅「よし、行くぞ。」

そして中に入る。

中に入って最初に行ったのはもちろん例の隠し階段の。

畳をめくり、隠し階段をおりて行く。

そして奥に進んでいく。

突き当たりの牢獄の中。

そこには……。

変わり果てた人間の子供だった「者」らしき肉片や骨があった。

バラバラになっている。

そこら辺に転がっていた腕や足は肉が所々ちぎれるていて、胴体らしき肉片の塊は、中身がそこらじゅうに転がっていた。

そして異常なぐらいに臭い死臭が襲ってくる。

長谷川「う…うぉ…うおえええええええろろろろろ」

長谷川が吐いた。

つられて僕も吐きそうになったががんばって耐えている。

雅はと言うと、前に一度地獄を見たせいか、少々戸惑いながらも三人の中では一番冷静だった。

雅「ひでぇ…。」

僕「そ、そうだね…うっぷ」

そして、何か女に関する手がかりはないかと探して見た。

長谷川は無理だと言うので、見張りをさせて僕と雅が中へ入っていく。

中に入ってまじかで見ると、もっと酷かった。

人間の中のパーツのようなものがそこらじゅうに綺麗な形をして残っている。

そんななか、雅があるものを見つける。

雅「おいこうじ!ちょっとみろこれ!」

僕に見つけたものを差し出した。

ノートだった。

中を見ると、日記が書いてあった。

が、内容が牢獄に入れられて長い月日が経った後のせいか、日記の一番最初の内容に、「今日が何日だかわからないけど、取り敢えず生きている。」

と、書かれていた。

他にも、「今日は、ミゾを何回も殴られた」とか、「今日は初めて妹が虐待された」と、書いてあった。

日記は30ページ以上続いていた。

最後の内容は「今日は、意を決して母親に立ち向かうことにした。」で、そこで日記は終わっていた。

きっとこの日にバラバラにして殺されてしまったのだろう。

雅「酷いな…最悪な親だ。」

僕「うん、せっかくお腹を痛めてまで産んだ世界でたった二人の自分の子供なのに…」

あの母親は絶対に許さない。

そう思った瞬間長谷川が。

長谷川「おい!誰か来るぞ!」

???「ふふっ…ふふふっ……ははは………あははははははははははははは!!!!!!」

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続く。

Concrete
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面白かったです。次回も楽しみにしています。

っっっっていうか、えんぴつ様大丈夫ですか?目潰しが利いて何よりでしたが、怖いですね。フィリピン。

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