短編1
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カリスマブレイク

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前作、プライドブレイクを読んでから読んで下さい。

まあ、読まなくても良いですが。

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私は社長だ。名前はある。

『井上一二三』だ。

最近、私の部下の一人、『哭霜竜崎』が

何時も何かと会話している。

竜崎「だから、犬は見えんだよ。」

竜崎「そう。普通に接していれば良い。」

こんな感じだ。

竜崎「社長。終わりました。」

井上「ああ。有難う。

ところで竜崎君、何時も何と会話してるんだ?」

竜崎「社長には、関係ありません。」

井上「そ、そうか。」

気になる。無性に気になる。

私は竜崎君が何と会話してるのか、調べる事にした。

一、ストーキング。

二、探偵への依頼。

三、尋問。

そして、分かった。

彼は、霊の相談相手になっていた。

それを知った日から私の人生が狂い始めた。

朝起きると、変なサラリーマンが部屋に居たり、

部下に挨拶すると、凄い勢いで逃げてったり。

私は竜崎君に聞いた。

井上「竜崎君、私はなにかやってはいけない事をしたか?」

竜崎「社長、行ったじゃないですか。関係無いって。」ニヤッ

井上「君は何か知ってるんだろう!」

竜崎「好奇心猫を殺すですよ、社長さん。」

その時、私は察した。

竜崎「あ~あ、仕事が増えた。面倒臭いな。」

                ~END~     

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aoiさん、コメントありがとうございます。
三話で全て分かります。

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やはりブラックな死神さんだったようですね。
20万円でいつまで仕事させるんでしょう(--

社長さんはとばっちりを受けたんですかね・・・
続きが気になりますね。

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鎮魂歌さん、コメントありがとうございます。
仰る通りです。

返信

ゴルゴム13さん、怖い&コメントありがとうございます。
それも、カリスマでしたね。

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竜崎さんって前作のプライドブレイクの“俺”ですか?
井上さん…余計なことして取り憑かれちゃいましたが、
この後どうなるのか……
竜崎さんの仕事が増えると言う事は…((((;゚д゚)))アワワワワ

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