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日本一怖い話~2015~

短編2
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日本一怖い話~2015~

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俺達5人は大学を卒業し、無事

それぞれの道を歩み社会人となっていた。

今日はみんなで計画たて、5人だけでの

思い出の3泊4日の旅行の初日の

幕開けである

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「あはは・・・・」「ぎゃはは・・・」

そこには大学時代を思わせる

嫌な仕事も忘れられる

ネオンに照らされて笑う

最高の仲間がいる

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A「ここ覚えてるか?」

B「忘れるわけないだろ、鍵お前忘れたろ?」

C「懐かしいよな、また泊まれる日が来る

 なんて思わなかったよ」

D「0時過ぎたけど今年は2000年じゃないしな」

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E「でも、覚えてるか?今治安悪くて・・・」

B「今日は思い出の旅行だ、そういうのは

 なしにしようぜ」

D「そうだな、楽しもうぜ」

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5人は、あの時のホテルに入る。

そこには変わらない光景がある

100階の階段、ロビー、エレベーター。

今回も運よく100階に泊まれる5人である

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違ったのは、ロビーに人がおり

車の鍵を預け、部屋の鍵をもらう

あの時は、出来なかった経験だけである。

5人は連泊もあり荷物は明日昼間運ぶことにし、

空身でチェックインを済ますと、一目散に

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昔と変わらない「百物語」をし始めた

エレベーターなんて眼中にもない

今回は1階から行うものだ、大人になった

5人の怪談のクオリティは上がっており

恐怖と疲労で、すべてがへばりつつ

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ついに99階までたどり着くことが出来た

すると、最後の一人がお決まりの

「いいか、俺が今から言う話は…本当に

怖いからな、絶対にビビルなよ」

と他の4人に強く言った。

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(どんな話だろう…)と仲間達は息を飲んだ。

走馬燈が過る中、鍵を握った彼は言った。

「一階のロビー・・・0時までってホームページ

にあるんだけど・・・・」

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4人は理解出来ない様だったが、Eの声で

5人は一目散にエレベーターに乗り込んだ

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どこかで読んだ気がしたのは、そういう事だったんですね(笑)

なかなかどうして、リアルな恐ろしさを味わわせていただきました!

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